宮尾登美子原作、五社英雄監督作品「陽暉楼」で第7回日本アカデミー賞 主演女優賞を受賞。映画・ドラマ舞台など幅広く活動中。
アメリカン・コミックス「バットマン」が原作の実写映画版の第6作。クリストファー・ノーランが、監督をつとめ、ジョーカー役のヒース・レジャーが第81回アカデミー賞 助演男優賞を受賞。しかし、その公開を待たず急逝。ジョーカーという「悪」の存在を通して、人間の本質を描いたこの作品。
池上さんは、偶然立ち寄った映画館でこの作品と出会い、その後映画館にも何度も通い、その後も繰り返しDVDを見返すほど。お好きなシーンも、仮面をかぶって銀行強盗をするジョーカーの登場シーンや登場人物が迫られる「さまざまな選択」のシーンなど、数多くあげて頂きました。
「真実がいつも最善とは限らない。もっと大事なものもある。信じたことが報われる。それが時には大切だ」など、池上さんにご紹介いただいたセリフの数々が、とても深く、印象深い作品です。
タカラヅカの男役トップスターとして、数々の舞台で活躍。退団後も、ミュージカルなどの舞台を中心に、女優として幅広い分野で活動中。今年、芸能生活20周年を迎えるにあたり、記念ライブも予定。
療養施設で、ひとり静かに暮らす初老の女性。彼女は年を重ねるにつれ、若かりし日々の思い出や人生の記憶を全て失っていた。そんな彼女のもとへデュークと名乗る初老の男が定期的に通い、ある物語を読み聞かせている。それは、運命に翻弄される財産家の娘と貧しい青年との愛の物語だった。
“永遠の愛”をテーマにした『きみに読む物語』は、全米で公開されるやいなや大きな話題を呼び、多くの観客が涙した作品。プライベートでもよく映画館に足を運ぶという貴城さん。切なく深い愛を描いたこの作品のストーリーに深く感動し、終始涙で鑑賞。ラストシーンで号泣してしまったそうです。
元オリンピック競泳日本代表、現在はスポーツコメンテーターとして、また全国各地で行われる水泳教室の指導者としても活躍中。
「ダバダバダ…」のスキャットが印象的なボサノバ調のテーマ曲でも有名なこの作品は、カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞した、1966年制作のフランス映画。セピア色とカラーの映像が効果的に使われた、美しい作品です。
夫を亡くした女性と妻を亡くした男。互いに心に傷を追った2人が出会い、大人の恋の予感を感じさせながら、人生に向き合っていくという物語です。
学生時代に、この映画と出会ったという田中雅美さんは、主演女優、アヌーク・エーメの醸し出す女性らしい雰囲気や、ヘアスタイルに憧れたそうです。番組では、その憧れの女性像に近づく為に、現役引退後に取り組んだダイエットや、体質改善などのお話も楽しく伺いました。
映画や舞台などで幅広く活躍中。
マイケル・ジャクソンをはじめ、スターへの七変化を見せながら進行する、ミュージカル仕立てのライブが毎回大好評!
2009年6月、キングオブポップ:マイケル・ジャクソンが急逝しました。その年の7月から予定されていたツアーのリハーサル映像や、スタッフのインタビューなどを交えて上映された作品。往年のヒット曲がダンスとともに収録され、ファンならずとも、必見。
マイケルのライブにかける想い、ファンやスタッフへの感謝の気持ちがあふれている様子が、いたるところに表現されており、その想いが胸を打つ。
夏樹陽子さんは、自らのライブでマイケルの衣装を着て演じ好評を博した。また海外に出かけた際に、新婚旅行中のマイケルに遭遇し、言葉を交わしたエピソードなどを語ってくださいました。
元TBSアナウンサーで、現在はキャスターとして活躍中。
今なお、ロマンス映画の原点として光り輝く不朽の名作。オードリー・ヘップバーン扮するローマを親善旅行で訪れていたヨーロッパ最古の王室の王位継承者アン王女とグレゴリー・ぺック演じるアメリカ人新聞記者との、はかなくも切ないたった一日の恋物語。
TBSアナウンサー時代に、グレゴリーペックのインタビュー経験もある三雲孝江さんの好きなシーンは、ヘップバーン演じるアン王女の記者会見のシーン。その印象的なセリフを、お見逃しなく!
最近、旅行でイタリアを訪れた三雲さんは、スペイン広場、トレビの泉や真実の口など、「ローマの休日」の舞台となった観光地を訪れ、映画の感動がよみがえったそうです。
幕末の男たちを描いた映画「半次郎」に出演し、凛とした女性「さと」を演じました。
2009年に日本で公開され、ハンガリーの映画。ハンガリー国内で、大きな話題となり、第38回ハンガリー映画週間 部門賞・観客賞を受賞。
運命的な出会いで結婚した夫婦が、時を経て、年金だけでは暮らしていけず、借金取りに追われる毎日を過ごすことに・・・。そこで81歳の夫は“紳士的”に銀行強盗を決行し、さらには夫婦で強盗を続けながら逃避行をすることに。
その姿は、さながら、ハンガリー版“ボニー&クライド”。
白石さんは、「世間に追われながらも、圧倒的な信念のもと自分たちで切り開いていく姿と、夫婦の絆がこの映画の魅力。」そして「ラストシーンに見事に“完敗”させられました。」と語ってくれました。
ファッション誌・25ansの編集長。
「映画や音楽とファッションは『美を表現する』という意味で切り離せない」
全世界で永遠の記憶に残る、不朽の名作。アカデミー9部門受賞のハリウッド映画史上不滅の最高傑作!アメリカ南北戦争の時代を、強く、激しく、美しく生き抜いた女性「スカーレット・オハラ」の激動の人生を描いた作品。十河編集長は、この映画と出会い、ヴィヴィアンリー演じる「スカーレットオハラ」の「強い女性」という人物像が、自分の人生に大きな影響を与えている、自分の原点となると語ってくださいました。
お気に入りのシーンは、「女性のひねった美しさ」を表現している「喪服を着てダンスするシーン」と、オーデコロンでうがいをするシーン。
漫画家・水木しげるさんの妻が書いた自伝エッセイを映画化した作品「ゲゲゲの女房」で、妻の布枝さん役を好演。
1984年に1作目が公開され、日本ではシリーズ3作が公開されたファンタジー大作。空想の国を舞台に、少年が冒険旅行を繰り広げるストーリー。さまざまな空想世界の住人達が登場する中、犬の顔をした竜「ファルコン」が、人気のキャラクターとなり、子供たちに愛された。
吹石さんお気に入りのシーンは、そのファルコンと少年のふれあいのシーン。当時は、そのリアルさに感動したそう。ちなみに、そのファルコンが大のお気に入りだったという吹石さんは、当時飼っていたペットのハムスターに「ファル」と命名。
元タカラヅカ娘役の女優・渚あきさん。
透明感あふれる存在でファンを魅了し続けた渚さんは、「伝説の娘役」と呼ばれるほどの存在。現在も、舞台やドラマなど数々の作品で活躍中。
1953年度のアカデミー賞において、アカデミー最優秀主演女優賞など3部門を受賞した、今なお、ロマンス映画の原点として光り輝く不朽の名作。オードリー・ヘップバーン扮するローマを親善旅行で訪れていたヨーロッパ最古の王室の王位継承者アン王女とグレゴリー・ぺック演じるアメリカ人新聞記者との、はかなくも切ないたった一日の恋物語。スペイン広場、トレビの泉や真実の口など、永遠の都・ローマの名だたる観光スポットでのシーンはあまりにも有名。
渚さんお気に入りのワンシーンは、アン王女が2人でダンスを踊るシーン。
エッセイスト、小説家として、多くの作品を発表している阿川佐和子さん。その中から、恋人や家族や友人に対する愛ともちょっと違う、いとおしさと切なさと、おかしさに満ちた愛があふれるストーリー「スープオペラ」が、自身の作品初となる映画化。
19人の男女が織りなす恋愛模様を、ユーモアとウィットに飛んだ会話と心温まる、そして切なくなるエピソードでクギづけにする英国のロマンティックコメディ。「ノッティングヒルの恋人」の脚本家リチャード・カーティスが初監督を務め、秘書への恋心に悩む英国首相、親友の新妻に恋した画家の切ない心、恋に臆病なOLなど年令も職種も違う男女の恋物語を綴る。「ブリジット・ジョーンズの日記」のヒュー・グラント、「パイレーツ・オブ・カリビアン」のキーラ・ナイトレイら、実力派スターの豪華競演も見どころ。
NHKの報道ディレクターとして活躍の後、映画の道へ進んだ海南友子監督。
自身3本目の作品となる「ビューティフルアイランズ」は気候変動に揺れる、3つの島を見つめたドキュメンタリー作品。
2003年アカデミーで脚本賞を受賞したスペイン映画。ペドロ・アルモドバル監督がともに愛する女性が昏睡状態となってしまった、二人の男を主人公に描く究極の愛の物語。事故で昏睡状態になった女性・アリシアと、そんな彼女を影ながら愛した男・ベニグノ。一方、競技中の事故で昏睡状態に陥っている女闘牛士のリディアの恋人マルコ。ベニグノとマルコは同じクリニックで顔を合わすうちいつしか言葉を交わすようになり、互いの境遇を語り合う中で次第に友情を深めていくのだったが…。
「構成が素晴らしい。観客としても、監督の視点から見ても好きな作品」という海南監督おススメのシーンは、“モノクロの回想シーンと、色彩豊かな闘牛シーン”。
日本における映画翻訳界の重鎮、ハリウッドスターの来日では通訳としても活躍している戸田奈津子さん。
番組のスーパーバイザーとして、番組内の「Toda-san Recommends」のコーナーでは、ハリウッドスターたちとのエピソードなどを聞かせてくださいます。
1979年度のカンヌ国際映画祭グランプリを受賞した、フランシス・コッポラ監督が己の映画生命のすべてを投入し、完成させた戦争超大作。舞台は1960年代末のべトナム。ウィラード大尉(マーティン・シーン)は、ジャングルの奥地で王国を築いたとされるカーツ大佐(マーロン・ブランド)を暗殺する命令を受け、部下4人を引き連れてナング河を溯っていく。その過程でウィラードが遭遇するさまざまな戦争、人生の狂気。そして…。
戸田さんが、翻訳者としてブレイクするきっかけになったという、思い出深い作品。