めまぐるしく進んでいく現代社会で私たち日本人はいつの頃からか人間関係が希薄になってしまいました。
しかし、2011年の3月11日の東日本大震災後、人と人との絆ということの大切さに大勢の人が気づいたのではないでしょうか?
番組では、人情厚く、人々の生きる力がみなぎっていた「江戸」という時代に あえてフォーカスして、生きる知恵や、生活することの楽しみ方を学んでいきます。
2012年、4月から都立高校の日本史の授業の中で「江戸から東京へ」が選択必修科目のひとつとなり、教科書として扱われています。
これは、江戸時代から、どのように現在の東京へと変遷していったのかを、現在の高校生に知ってもらいたいというもので、今、江戸の生活や文化が、見直されている証ともいえます。
番組では「浮世絵や川柳」といった江戸独自の文化を切り口にして、時代に秘められた謎を解き明かして「江戸」に迫ります。
番組の案内人として10月からはNHKの「梅ちゃん先生」などで人気を博した片岡鶴太郎が新しく登場。
役者としてだけではなく書画家としても多彩な才能を発揮しながら視聴者とともに「江戸の謎解き」をしていきます。また、引き続き案内人を務める草野満代も無類の江戸好きとして番組の進行をしていきます。
アカデミックでなおかつ面白い番組になること間違いなしです。