肥満。高脂血症。高血圧に糖尿病。そう、これは
すべて生活習慣病。こうした生活習慣病が招くのが、恐ろしい
動脈硬化。その原因として、関心を集めているのが、
血流を悪くする「ドロドロ血液」。健康のために「
試したくなる食品は?」と聞かれた主婦の6割が、「
血液サラサラになる食品」と答えるほど、関心が高いんです!でも、ドロドロの血液をサラサラにする食品なんて本当にあるのでしょうか?せんぽ東京高輪病院、
足立香代子先生は、生活習慣病を防ぐ食品を研究。
正しい食事の知識の普及に努めています。足立先生、
血液をサラサラにする食品って、本当にあるんですか?生活習慣病を防ぐ食べ方・・・ということは、
血液をさらさらにする食生活の秘訣がありそうですね。
血液をサラサラにするには、
いろんな種類の緑黄色野菜を、なるべく一緒にたくさん摂ったほうがいいようです。例えば、
血圧を下げるカリウムは、かぼちゃ、ほうれん草、芽キャベツに多く入っています。同じく、
血圧を下げるカルシウムは、小松菜、春菊、チンゲン菜に多いのです。そして、
血糖値の上昇を抑えてくれる食物繊維は、オクラ、ブロッコリー、モロヘイヤといった緑黄色野菜にたくさん入っています。こうした緑黄色野菜を一緒に食べれば、自然と、血液がサラサラになり生活習慣病を予防することになりますね。おさらいしましょう!
1回の食事に摂る野菜の目安は、生野菜なら両手に山盛り一杯。
炒めた野菜なら両手に平たく一杯。そして・・お浸しなら、片手に山盛り一杯。しかも、このうち
半分を緑黄色野菜にすると、生活習慣病を防ぐことができ、血液はいつのまにかサラサラになる可能性大!でも、毎回必ず食べる・・・という習慣は長く続けるのがつらいのでは?1種類では飽きてしまう方がいらっしゃるので、2種類の野菜料理を摂ることをお勧めしています。