アンチ・エイジングに有効なプログラムがあります!ある2つの方法で老化の進行を防ぎます。では、一体どんな事をするプログラムなの?人間総合科学大学 熊谷修教授は、老人の生活と体の老化の関係について、研究を続ています。『
老化を遅らせるプログラムにTAKE10というプログラムがあります。』えっテイクテン? テイクツーじゃなくて?!『
運動のプログラムと自分の食生活を見直して、できるかぎり老化のすすみにくい食生活を実践していく
。この二つの領域のプログラムが日本で初めて合わさった非常に実行可能性にとんだプログラムです。』そのプログラムでは、
一日に10品目の食材を食べ十分間の運動を行うのが基本。10品目に10分間。だからTAKE10なのです!
10品目の食材、一体どんなものを食べればいいのでしょうか?
1つ目の食材は肉。豚でも牛でもOK。2つ目は魚介類。3つ目は卵。4つ目は牛乳5つ目は納豆などの大豆類。6つ目は海草類。7つ目は芋類。8つ目は果物。9つ目の油。サラダ脂やバターなどの事。最後が緑黄色野菜。以上10品目!先生『私たち日本人が主菜、副菜からいろんな食品とるわけですけども、その8割5分は10品群で構成されているんです。だからこの10品食品群をとればかなり
バリエーションのある栄養素がとれていることとなります。』たとえば朝食にオレンジジュースと、牛乳からできるヨーグルト。そして、油で焼いたハムエッグを食べると5点。昼食に、魚と野菜・海草・芋が入った煮物、大豆が原材料の味噌汁を食べれば、更に5点加わって10点。これで、
全ての食品を食べた事になります。こういう具合に、一日10点を目指す訳です。先生『
この得点が高い人ほど、なんと寝たきりのリスクが低いということが約700名の高齢者の5年間の追跡調査できちんと科学的に究明されています。』地方都市に暮すお年寄りにTAKE10を行って貰った所、寝たきりになるリスクが低下する!という、
画期的なデータが得られたのです。次に、TAKE10のもう一つの柱、
十分間の運動プログラムとは?先生『これまず、お金がかからない。どこでもできる。だれとでもできる。だれでもできる、簡単な内容。これがミソです。』で
は先生に、具体的なプログラムを教えて頂きましょう。
まずはストレッチで、
体の筋肉や筋を伸ばします。これは、腕・脇・腰の筋肉や筋を伸ばすストレッチです。続いて首筋を伸ばすストレッチ。
まず腕をこのように掴み・・そして、頭を斜め前に傾けます。この動きを左右両方で行います。この他にも、
腿そして背中を伸ばす、ご覧のようなストレッチがあります。行う際の
ポイントは、決して無理をしないこと!続いて、腿の筋力アップのトレーニングをご紹介しましょう。
踵をつけたまま膝を曲げる事で、腿の筋肉が鍛えられます。また、膝を曲げずに踵を上げ下げすれば、
ふくらはぎの筋肉を鍛える事も出来ます。その他、お尻や腹筋の筋肉を鍛えるプログラムもあり、全体では、歩くのに必要な部分の筋肉が鍛えられます。このように、
ストレッチと筋肉トレーニングを一種類ずつ組み合わせ、一日10分間毎日行います。普通、70歳を過ぎると歩く速さは遅くなるもの。しかし、
このプログラムを毎日行う事で、筋力の低下が抑えられ、足が遅くなるのが止まった、というデータも得られています。先生『このTAKE10の運動と栄養のプログラムを習慣化していただくことで、こんな簡単な内容でも、なんと老化に伴う身体の衰えっていうのがストップできる、ということがわかっています。まず、
間違いなく、実践していただければ老化を防止できると思います。』10分の運動に10品目の食事。日常生活にTAKE2、いや、TAKE10を取り入れて、あなたも老化の進行を遅らせましょう!