普段自分がどのくらいの塩分を摂っているか、正しく把握できてますか?ほとんど全ての食品についている、食品栄養表示。ここにある
ナトリウム、というのは、実は
塩分の量を表しているんです。平成8年以降、厚生労働省によって、塩分量は、ナトリウム量で表示することが義務付けられたんです。
ここに表示されているナトリウム量は、私達が知っておくべき塩分量とは違います。実際の塩分量は、
ナトリウム量に2.54をかけた数字。つまり、塩分を1日10g未満にしようと思ったら、
ナトリウムでは、およそ3.9g未満に抑えなくてはいけません。ナトリウムで10gだと思っていたら、
塩分の摂り過ぎになってしまいますから、ご注意ください!すでに高血圧で、日頃の塩分摂取量を気にしている方には・・・こちら、
電子塩分計がお役にたちます。日々の食事にどのくらいの塩分が含まれているのか、正確に知ることができるんです。
お値段は、3千円〜1万円ほど。操作は簡単。体温計のようになっている
先端部をこのように、図りたい食事にあてるだけ。デジタル表示で、塩分濃度が簡単に表示されます。0.8%ということは、味噌汁1食分240gとして、塩分量は1.9gです。そして、血圧の高い方が、実際
にどのくらいの塩分を摂取したのかも、こちらの
食塩テープで簡単に調べることができます。付属の採尿カップに、朝起きて一番最初の尿を採ります。食塩テープを
尿に浸し、一分間待つだけで前日の食塩の総摂取量が分かるのです。
プラスチックの台紙に張られた6つのテープが、尿の中の
4g〜14gまで6段階の塩分に反応して変色します。食塩テープは、夜寝てから朝起きるまでの間に、尿の中に排泄された食塩の量から、前日の塩分の総摂取量を推測します。毎日の塩分量をチェックすることで好みの塩味を少しでも薄味に変えるように努力してみてはいかがでしょうか?