腹痛にも色々ありますが、刺すような痛み(せん痛)が繰り返したら…胆石かもしれません。成人の１０〜１５％は、胆石をもっている。形や大きさは様々で数個〜数十個多いときは数百個も体内から出てくるときがある。胆石のできやすい人は、「女性」｢40歳以上の人」｢太っている人」。胆のうは身体の中心、溝おちのやや右側でちょうど肝臓の裏側にあります。長さは７〜８幅は３〜４ｃｍナスのような形。肝臓で作られた胆汁を濃縮して貯蔵する。食事をすると、胆のうから胆汁が出て、十二指腸で脂肪の消化を助ける働きをする。胆汁の成分は、レシチン・胆汁酸・コレテトロール。この胆汁が胆石の元。

医療用ロボット

慶應大学病院が2000年に導入、話題となっているのが、「医療ロボット」を使った「腹腔鏡下胆のう手術」。体内に直径８ミリのロボットアームが入り、手術を行う。 体内のカメラからモニターへ送られた映像を見ながら、医師はロボットアームを操作。 この手術は、自分の手で行うよりも、５倍大きい感覚で、アームを遠隔操作できるのが大きな長所です。アームを入れる穴も最大で約１センチ程度と、患者さんの肉体的負担を益々軽くする治療法です。