今週のドクターは、 日本医科大学脳神経外科助教授 日本脳神経外科学会・日本頭痛学会各評議員・日本脳神経財団学術幹事 喜多村 孝幸先生
【略歴】 専門は神経内視鏡手術・機能的脳外科・頭痛 第30回日本頭痛学会副会長(2002年)
【ドクターの一言】 大学病院の医師として、最先端の医療技術を習得し、それを患者さんに還元し、また後進の医師を育てるという毎日です。そんな中で元気になられた患者さんに感謝されることが私の生き甲斐です。 【著書】 「もう頭痛で悩まない」 主婦と生活社
そして、もう一つ脳腫瘍の最先端治療法「神経内視鏡」 脳外科手術のほとんどは、直径数センチから10センチ程度の範囲で頭蓋骨を切って開頭します。 その後、脳を圧迫してできる12センチの狭いすき間から手術顕微鏡で脳の深部をのぞいて手術をします。 その際に、陰になって目的とする構造がよく見えないことがありました。しかし、神経内視鏡は、内視鏡の先端を目的物の近くまで持って行くことで死角の目的物をテレビモニターに映しだしながら手術が行えます。この方法によって、より確実で安全な手術が可能になります。
【頭痛体操のやり方】