今週のドクターは、 帝京大学医学部皮膚科主任教授 渡辺 晋一先生
【略歴】 ’78年 東京大学医学部卒業。同大学医学部皮膚科入局。 ’83年 医局長。 ’85年 ハーバード大学医学部マサチューセッツ 総合病院皮膚科留学。 ’98年 帝京大学医学部皮膚科主任教授
【ドクターの一言】 様々な医療情報があふれ、それに惑わされがちです。 また人の弱みにつけ込んだ悪徳療法が横行しています。 素人判断は禁物ですので、必ず専門医の診察を受けましょう。
○・帝京大学医真菌研究センターでは、ラクトフェリンを使った治療薬の研究が進められている。 ラクトフェリンは、タンパク質の一種で涙や唾液にも含まれていて、殺菌効果や免疫効果がある。 研究センターでは、牛乳のラクトフェリンを使って、白癬菌に対する抵抗力を向上させる経口薬として開発を考えている