長い間靴を履いていなければならない人ほど足の負担は重くなります。その代表は、例えばバスガイドさん。
バスガイドさん50人に聞いたところ、外反母趾38人、たこ18人、魚の目11人、むくみ29人、水虫21人と言う結果が出ています。
堂々1位に輝いた外反母趾とは、足の親指が人差し指の方にくの字に曲がってしまう病気。進行すると親指の関節が脱臼することもあるのです。女性に圧倒的に多いトラブルなのです。
人の足は、親指の付け根、小指の付け根、そして踵の3点を結ぶ3本の線がそれぞれのアーチを描いているのです。このアーチのお陰で、足にかかる衝撃が吸収されます。
しかし、足の靭帯や、筋肉が衰えるとアーチは平らになり靴の圧迫に耐えられなくなり、外反母趾が起こるのです。
これを防ぐには、自分の足の形をよく知って、指に負担の掛からない靴を選ぶことが大切です。
また、男性に多いのは通風、症状としては皮膚が赤くはれ親指の付け根に激痛が起こります。その原因は血液中の尿酸が結晶となって、体内で最も血行の悪い場所、親指の付け根に固まり、それを処理しようと白血球が戦い、その時激痛が起こるのです。
血中の尿酸値が1dlの中に7mg以上になると危険信号。
では、その予防法は
1、アルコールはほどほどに−特にビールは尿酸値を上げやすい。
2、激しい運動は控え、酸素を充分に取り入れないと尿酸を結晶にする力を高めてしまいます。
3、水を沢山飲む−水分が不足すると排泄量が減り、体に尿素が溜まってきます。
4、肥満も大敵−肥満は尿素を溜めやすく結晶になる速度も上げるのです。
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