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<血圧>
人は血管から老いる―日本人の多くが悩んでいるのが血圧異常、高血圧、低血圧です。現在日本では高血圧の人が3500万人、低血圧の人が1000万人、なんと成人の45%が血圧異常を訴えています。
血圧異常の原因は血液の老化、そしてその症状は20代から始まっているのです。
そもそも血圧とは、血管にかかる血流の圧力のこと。つまり心臓が収縮し、血液を押し出す時の力を指します。
心臓が収縮し、血液を押し出している時の値を最高血圧、心臓が拡張し、次の運動の準備をしている時の値を最低血圧と言います。
この最高血圧の高い状態がハイパーテンション、高血圧と呼ばれるのです。
血圧は年齢が高くなるにつれ誰でも徐々に上昇していき、最高血圧が140ミリを越えると死亡率がぐんとアップすると言われます
<動脈硬化>
昼夜を問わず圧力のかかっている動脈は疲労を起こし、硬くなっていきます。すると心臓は更に血液を力強く押し出そうとするため血圧は上昇し、圧力の強くかかった動脈はますます硬くなります。この繰り返しが恐ろしい動脈硬化をまねくのです。
動脈硬化は肥満、ストレス、過度の喫煙など様々な因子によって引き起こされます。
最近注目を浴びている高脂血症も重大な因子。これは血液中のコレステロールや中性脂肪が高くて、サラサラに流れるはずの血液がドロドロになって流れにくくなる症状です。
動脈硬化の恐ろしさは、自覚症状の全くないこと、ゆえに沈黙の病気であることと言われているのです。
あなたの血液はサラサラ流れていますか?
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