テーマは「背骨」

健康DNA特選情報


背骨の働きと役目
人間の真ん中を貫く背骨の役目は、上半身の重さと重力を支え、飛んだり跳ねたりした時の地面からの衝撃を吸収して、脳に直接影響を及ぼさないこと。このS字型の背骨がないと衝撃はストレートに脳に伝わってしまいます。
では椎骨1つ1つの形を見ましょう。
椎骨は椎体と椎弓部から出来ており、椎体は主に体重を支えています。腰椎なら1個で600Kgもの重さを支えることが出来ます。そして椎弓部の突起は、スムーズに動くように力を伝え合う作りになっていて突起の周りを筋肉と靭帯が覆いバラバラになるのを防いでいます。
ではその背骨が作られる仕組みとは?
骨の構造は緻密質と海綿質に分けられますが、その細胞は常に新しいものに入れ替わっています。
骨を壊す破骨細胞と、骨を作る骨芽細胞、その共同作業により古い細胞が壊され、新しい組織が形成されていくからこそ、骨は常に強さを保っていられるのです。
作られる骨と壊されていく骨のバランスが上手くいっているうちは骨は丈夫なまま。 しかし、年を取るとこのバランスが崩れ、骨の出来るスピードが遅くなります。しかも血液中のカルシウム量が減ると、骨のカルシウムで補おうとするため骨そのものが弱くなっていきます。すると見た目は変わらないのに海綿質がボロボロになるのです。
これが原因で起きるのが、骨粗鬆症。
ではその予防法とは・・・・

1.カルシウムを多く含む食材を取る
2.ビタミンDと酢を多く取る
3.運動する事によってカルシウムを増やす
4.日光浴

top/番組紹介/テーマ/10問チェック/教えてドクター!常識・非常識/
DNA特選情報/バックナンバー/健康アンケート/BBS/BS−i TOP