ウジン殺しの真犯人を追及するため、新しい証拠品が警察に提出されるが、ヨンランが裏で手を回したために逆にジホに不利な展開に。やがて迎えた事件の初公判。そこに証人として現れたのは、思いもよらぬ人物だった…。一方、ナ女史はジョンウクとヨンランの子供がジホではないかと考え、それを確かめるため密かにDNA鑑定を依頼する。そして、彼女はその結果をジョンウクに打ち明けるが…。
罠だとも知らず、マンセ殺害の事実をジホの前で白状したヨンランは、大勢の記者たちに囲まれてしまう。ニュースは瞬く間に広がり、事件の再捜査を望む世論が高まる。そんな中、クムダン建設への借金返済が叶わず、イナは窮地に陥ってしまう。母とプソングループを守るため、彼はダミをも裏切り、警察に偽りの証言をする。だが、そこにジホが現れ、スピョの無実を証明する重要な証拠品を提出し…。
グローリー楽器本部長として現れたダミに驚くイナ。さらに彼女の口から、兄ウジンを殺した真犯人を知っていると言われ二重の衝撃を受ける。コンペではプソン楽器が勝利し、大量注文を受けるものの、なぜかイナは動揺する。その理由をジホだけは知っていた。間もなく、ダミが何者かに呼び出され倉庫に閉じ込められる事件が起こる。ヨンランの仕業と知ったジホは怒りに燃え、次の行動に出る…。
ジホに盗作疑惑を仕掛けられ、釈明会見を開くことになったイナ。会見で、かつてのジホの盗作問題は事実無根であると明かす。その後、ピアノ納品を巡るコンペにグローリー楽器社長として正体を現わしたジホ。意外なライバルの出現にヨンランとイナは驚く。一方、イナが兄殺しの犯人だと聞かされたダミは、真偽を確かめるため彼に罠を仕掛け…。そんな中、ヨンランはジョンウクに重大な告白をする。
ジホの行方が分からぬまま、イナはプソングループの社長に就任。やがてハ教授の娘ソユルとの婚約式が開かれるが、そこにジホが突然現れ…。そのとき暴漢がヨンランに襲いかかるが、ジホはとっさに彼女をかばって傷を受ける。しかしその後、ヨンランは傷ひとつないジホの体を目にしてしまう。孝行息子として世間の信頼を得たジホはついに母と弟に復讐を開始する。そんな中、ダミはジホと再会する…。