イナに突き倒され、意識不明で病院に運ばれたウジン。ヨンランはイナのために完璧なアリバイを作り上げると、ジホに嫌疑がかかるよう巧妙に罠を仕組む。ジホは容疑者として警察に連行され、ウジンも帰らぬ人となり…。やがて、韓国を離れることを条件に、ヨンランが手を回してジホは警察から釈放される。そんな彼を謎の男たちが拉致するが、連れて行かれた倉庫に現れた人物は、ジョンウクだった…。
父マンセ殺害の真実についてジホから問いつめられても、シラを切り通すヨンラン。そればかりか、その場をイナに見られた彼女は、マンセを殺したのは実はダミの父親だとイナに告げる。一方、ヨンランとの因縁を知ったダミは苦しんだ末、ジホと別れる決心をするのだった。そんな中、ジョンウクはチェ弁護士からスピョの無念を晴らす決定的証拠を入手。それを持ってウジンはヨンランを呼び出すが…。
名画ピアノを完成させたイナはジホから株を手に入れ、プソングループ最大株主となる。そんな中、ヨンランはかつてジョンウクとの間に授かった我が子が生きていると知る。その頃、ダミの交際を懸念するウジンはジホに妹と別れてほしいと告げ、14年前の真実を伝える。衝撃を受けたジホは、ヨンランにマンセの死の真相を問いただすが…。さらにダミも、亡き父とジホの家族との許しがたい因縁を知り…。
分解した名画ピアノの組み立てに失敗したジホは、ヨンランから責任を追及される。ダミはそんなジホの力になろうと、共に働くことにする。一方、イナは父の遺言で大量の木材を手に入れ、名画ピアノの再現に意欲を燃やす。そしてヨンランはウジンが出した条件に罠があるとは知らず、名画ピアノ製作日誌をついに手に入れるのだった。さらにイナは、ジホが名画ピアノの中から発見した鍵を盗み出し…。
かつてマンセからヨンランに送られた名画ピアノ。それを再現するのがプソン楽器の14年来の悲願だったが、その方法を巡ってヨンランと会社本部長となったジホが対立。折しもウジンは、ジョンウクが持つ名画ピアノの製作日誌を餌にヨンランに接近し…。そんな中、ジホはイナから盗作の濡れ衣を着せられ、音楽界から追放の危機に陥る。さらに理事会でも本部長の座をイナに譲るよう迫られたジホは…。