釣り刑事5
中村梅雀主演。釣り好きな元刑事が難事件を解決する人気シリーズ第5弾!
中村梅雀主演。釣り好きな元刑事が難事件を解決する人気シリーズ第5弾!
釣り好きな元刑事、今は奥多摩でペンションを経営する鈴木五右衛門(中村梅雀)が、釣りの知識を駆使しながら難事件を解決する人気シリーズの第5弾。 五右衛門は釣り好きならではの観点から事件を見つめ、事件の真相に迫ってゆく。今回は五右衛門と沙依に恋心が育まれ、結婚の機運が高まる!? 一方、八重樫刑事も婚活が実り、若い美女と急接近。五右衛門と八重樫。二人の恋の行方にもご注目を。 奥多摩でペンションを営む鈴木五右衛門(中村梅雀)は元敏腕刑事。前妻を亡くした今は、住み込み従業員の滝川沙依(原日出子)とその娘・真里奈(前島亜美)と共に釣りを楽しみながら仕事に精を出している。 ある日、五右衛門は沙依に頼まれて、沙依の友人・一ノ瀬珪子(川上麻衣子)に会う。珪子はステンドグラスの工房を営んでおり、仕事を通して知り合った貿易商・高内透(石橋保)と結婚する予定だという。幸せそうな二人だが五右衛門に相談があると珪子が切り出した。珪子は7年前、一ノ瀬和人(大浦龍宇一)と入籍したのだが、結婚式当日、一ノ瀬は姿を消し、それ以来行方が分からないという。高内と結婚するためにも一ノ瀬の消息を五右衛門に調べて欲しいというのだ。 釣りが趣味だったという一ノ瀬が大切にしていた名人作の道具を頼りに、五右衛門は釣り仲間らのネットワークを駆使して一ノ瀬の足跡をたどる。 その頃、奥多摩で変死体が発見され、五右衛門の元同期、八重樫久吉刑事(村田雄浩)と後輩の城下香津美刑事(石川梨華)が捜査を開始する。死んだのは杉浦未夏(中島愛里)という歯科衛生士で、死体の第一発見者は、歯科医の沢村雄吾(IZAM)である。未夏は劇薬のガスを吸ったために気道と肺が焼けただれていた。未夏と沢村が男女の関係にあったことから警察は自殺と他殺、両方の観点から調査を進める。沢村には複数の愛人がおり、彼を恨んでいる女性もいるという。 そんななか、五右衛門は苦労の末、一ノ瀬が偽名を使ってまだ生きていることを突き止め、彼の部屋を訪ねてみる。しかし部屋には死体となった一之瀬が横たわっていた・・・。未夏の死因となった物と同じ劇薬が使われており、顔と指紋は焼けただれていたが歯型が本人と一致した。一ノ瀬の最期を知って珪子と沙依は驚く。 やがて、五右衛門は別々に発生したと思われた一ノ瀬の失踪と死亡、そして未夏の変死事件が見えない糸でつながっていたことを見抜くのだが・・・。