警視庁南平班~七人の刑事7~
村上弘明主演。警視庁で“鬼”と恐れられる南部平蔵が個性的な6人の部下とともに難事件に挑む!
村上弘明主演。警視庁で“鬼”と恐れられる南部平蔵が個性的な6人の部下とともに難事件に挑む!
村上弘明主演の好評シリーズ「警視庁南平班」の第7弾。警視庁で“鬼”と恐れられる南部平蔵が個性的な6人の部下とともに難事件に挑む。 長崎市内にある観光会社の社長が東京のホテルで殺害された。胸を刺され、さらに首を吊られ、女のものと見られる長い髪を手に握っていた。また衣服には「恨みの首一つ」と書かれた短冊が留められていた。 南部班の面々は長崎へ飛び、市内を駆け回る。次々に起こる殺人事件の現場近くでは不気味な長い髪の女性が目撃され、南部はその女性が事件に関わっていると推理する。南部班のメンバーからも幽霊の仕業のようだとため息が漏れる難事件の真相とは・・・。 事件を追うときは鬼のような南部だが、愛妻・敦子(岡田奈々)の前では、スイーツ大好きな甘い一面を見せる。また、毎回敦子との会話の中から事件解決のヒントを発見する。「事件はまだ終わっちゃいない」という南部の一言から結末まで一気に畳み掛けるスピード感溢れる展開がみどころのひとつ。また、撮影が行われた大浦天主堂、グラバー園、ハウステンボス、平和公園、オランダ坂、稲佐山展望台などの観光スポットにも注目だ。 【あらすじ】 東京のホテルで長崎市内にある観光会社の社長・田沼武雄(伊藤洋三郎)が殺された。田沼は心臓を刺され、そのうえロープで首を吊られ、手に女のものと見られる長い髪を握っていた。さらに遺体の上着には「恨みの首一つ」と書かれた短冊が留められていた。現場に駆けつけた南部平蔵(村上弘明)と南部率いる南平班のメンバーは捜査を開始する。第一発見者であるホテルのフロントマネージャー・山路啓輔(鳥羽潤)から話を聞いていると、ロビーの窓越しにロングコートを着た髪の長い女が見えるのに気づく南部。後を追うがすでに気配すらなかった。 南部と高村六郎(鈴木一真)は捜査のため長崎へ。田沼の会社を訪れると、県議会議員・亀山雅樹(小木茂光)と建設会社の社長・山田岳士(江藤潤)が田沼の秘書・片桐はるな(宮本真希)に状況を説明するよう詰め寄っていた。田沼と旧知の仲である二人は、殺されるようなトラブルを田沼が抱えていたとは考えられないと語る。だが、はるなは20年前に田沼が原因で自殺に追い込まれた人物がいたという噂を聞いたことがあると話す。 そんな中、山田が殺害された。またも殺害後に首を吊られ、手には女の髪が、そして「恨みの首二つ」と書かれた短冊も発見された。