世直し公務員ザ・公証人1
ノーネクタイにリュックを背負って、自転車で街を駆け巡る。困ったヒトを見逃せない、庶民派の公証人、真山壱成役を渡瀬恒彦が演じる。
ノーネクタイにリュックを背負って、自転車で街を駆け巡る。困ったヒトを見逃せない、庶民派の公証人、真山壱成役を渡瀬恒彦が演じる。
真山壱成と天野正直は、一緒に公証役場を構える公証人だ。真山は元敏腕検事で、天野は法曹界のエリート一家の一人で元判事。公証人としては変り種の二人だ。公証役場があるビルのオーナー瀬古伊造は二人の仲を微笑ましく思っている。 この頃、役場の近所では、連続通り魔事件が発生していた。助手の稲葉里美と岡本麻衣は、事件の報道に我が身を案じている。 そんなある日、真山の顧客ホステス、水谷加菜子が北川聡平を連れて事務所に飛び込んで来た。加菜子は店への北川の借金について、公正証書を作って欲しいと真山に依頼する。北側は法的な力の大きい証書に興味を持ったようだ。 その夜、残業していた真山に、書類を作って欲しいと北側から電話が入った。真山は翌日会う約束をする。