ヒロシがやってきたのは9月下旬の栃木県。
そろそろサンマが食べたいと、立ち寄った小さな食料品店で探すものの見当たらない。
あてが外れたヒロシは食材購入のテーマを決めかねて立ちつくすが、常連のお客さんがレジの横で抱えていた冷蔵ケースの中から、ピカピカに輝く大ぶりの新鮮サンマが現れて度肝を抜かれてしまう…。
秋風のかおり始めた栃木の田園風景のなか、季節の味覚を堪能したヒロシの一日を描く。