2月上旬、茨城県鹿嶋市のキャンプ場を目指すヒロシは、食材購入のため立ち寄ったスーパーで名産「鹿島たこ」の大きな看板に迎えられる。
お惣菜コーナーでたこ焼きを手に入れて買い物を終えようとしたヒロシは、ちょうど目に飛び込んできた節分の豆にひかれて追加で購入することに。
鹿島神宮にほど近い森のなかのキャンプ場に到着して森の奥へと進んだヒロシは、そこで不思議な形の大木を見つけてその雰囲気に圧倒されてしまう。
聖なる森で焚き火をおこし、豆を数えながら人生を振り返る節分の夜。ヒロシの胸に去来する思いとは・・・？