BS-TBS開局20周年記念ドラマ「伴走者」

BS-TBS開局20周年記念ドラマ「伴走者」

あらすじ

ニューイヤー駅伝を前にしたある日、日和食品陸上部では登録メンバーの発表が行われた。選外となった淡島祐一(吉沢悠)に陸上部監督・片瀬(鈴木浩介)がさらに言い渡したのは、戦力外通告=クビ。妻の奈美(美村里江)は妊娠中、長男の速人(浅川大治)は中学受験を控えており、淡島は戦力外通告を受けたことを家族に言い出せない。
そんな淡島に、あるランナーから伴走者のオファーが舞い込む。そのランナーとは元サッカー選手の内田健二(市原隼人)。サッカーのスター選手だった内田は、4年前に不慮の事故に遭い、視力を失っていた。ブラインドランナーとして再起を目指す内田の目標は、東京パラリンピック出場。伴走者を引き受ければ日和食品に残れる…。淡島は内田の伴走者を引き受ける。

淡島と内田、ふたりのファーストコンタクトは最悪。トレーニングでも何かとぶつかりあってばかり。ブラインドランナーと伴走者を繋ぐ「テザー」と呼ばれるロープを持って走っても、二人の走りはかみ合わない。しかし、いつしかふたりの間に次第に信頼関係が生まれていく。内田のスタッフ・高倉真希(北乃きい)のサポートも受けながら、二人はトレーニングを続けていく。
そして迎えたパラリンピック出場をかけた選考会。二人の前に、淡島の大学駅伝時代からのライバル・大滝淳也(高橋光臣)が伴走者として立ちはだかる。
パラリンピック出場の切符はたった1枚。
運命の選考レース。内田と淡島、懸命に走る二人の先に待っていたものとは──⁉