ブラジル・サンパウロ出身のエンヒッキ松茂良(まつもら)ジアス選手は、5歳の時に交通事故で右足を切断します。
10歳から始めたクラッチ(松葉杖)を使ったアンプティーサッカーに出会い18歳でブラジル代表に選ばれます。
2008年に来日してからは、日本でのアンプティーサッカーの普及に努め10年・アルゼンチン、12年・ロシアのワールドカップに日本代表とて出場。
彼の元を訪ねたのは、同じブラジル出身で日本代表として世界と戦ったラモス瑠偉さん。
クラッチを使ったエンヒッキ選手のサッカーの凄さに、持ち前の闘争心に火が点きます。果たして、二人のアンプティーサッカーの行方は…?!
エンヒッキ松茂良(まつもら)ジアス
1989年6月16日ブラジル・サンパウロ生まれ
5歳の時に交通事故で右足切断の重症を負う。
2007年アンプティーサッカーブラジル代表。ワールドカップトルコ大会に出場。
08年来日~10年日本アンプティーサッカー協会設立。
10年日本代表としてワールドカップアルゼンチン大会に出場後、12年ロシア大会・14年メキシコ大会と3大会連続出場。
ラモス瑠偉
1957年2月9日ブラジル・リオデジャネイロ生まれ
77年20歳で来日し、読売サッカークラブ(当時)に入団
79年得点王とアシスト王の二冠。
90年~95年日本代表に選出。32試合に出場。
2005年ビーチサッカー日本代表監督に就任。
05年ワールドカップリオデジャネイロ大会で4位、09年ドバイ・13年タヒチの2大会でベスト8に導く。