「地球絶景紀行」世界にたった1つの絶景を探す、大人の紀行ドキュメンタリー

毎週水曜日よる9時オンエア

地球は絶景の美術館。世界にたった1つの絶景旅行ガイドをあなたに。2泊3日で行く、夢の旅にご案内いたします。(旅人:森高千里)

#75 神話の世界へ ハロン湾(ベトナム) 2011/10/7 O.A.

亜熱帯の大都会ハノイ

ベトナム北部の絶景を訪ねる旅。出発地はベトナムの首都、ハノイです。 ハノイ名物の乗り物、自転車の前方にベンチを備えた「シクロ」に乗り、バイクや 人で溢れるハノイの街並をすり抜けるように走っていきます。 街の中心に位置する東河門(どんはーもん)でシクロを降り、「旧市街」へ。およそ36もの通りが ある旧市街には、通りごとにゴザや仏具などの専門店が軒を連ね、街全体が一つの  百貨店のよう。旧市街に行けば何でも揃うと言われるほど品揃えが豊富です。店先  では道具を作ったり修理したりする職人の姿が見られ、活気溢れる街の雰囲気に  触れることができました。

サパの棚田

ハノイから夜行列車とバスを乗り継ぎおよそ10時間。山間に突如フランス風の 街並が現れました。海抜1560メートルの高原地・サパ。およそ100年前に フランス人が開発した避暑地です。目抜き通りにある広場には、露店の市が立って いました。毎週日曜、周辺の村から少数民族が行商にやってきて、装飾品や日用雑 貨が売り買いされるのです。刺繍で彩られた民族衣装が広場をカラフルに彩り、 活気に溢れています。 市場では少数民族「モン族」の少女に出会い、彼女が生まれ育った村を案内して もらうことになりました。 少女の家は山奥の集落にあり、どこまでも広がる美しい棚田の風景と共に暮らして いました。それはまるで人と自然が長い歳月をかけて作りあげた芸術作品のようで、 美しくも温もりのある絶景でした。

神々が宿るハロン湾

旅の最後に向かったのは、東シナ海に面するハロン湾です。世界自然遺産に登録さ れているベトナムきっての観光地です。クルーズ船に乗り込めばコバルトブルーの 海に無数の岩々が点在する壮大な眺めを堪能することができ、その風景はまるで神 話の世界のようです。  途中で小舟に乗り換えハロン湾のさらに奥地へ。岩の麓に佇む水上生活の村で、元  気に駆け回る子どもたちの姿や養殖業を営む一家と出会います。 旅の最後に辿りついたのは、ハロン湾が一望できる展望台。一日の終わりをしめく くる夕日が海を赤く染め、昼とは違ったハロン湾の姿を見ることができました。