「地球絶景紀行」世界にたった1つの絶景を探す、大人の紀行ドキュメンタリー

毎週水曜日よる9時オンエア

地球は絶景の美術館。世界にたった1つの絶景旅行ガイドをあなたに。2泊3日で行く、夢の旅にご案内いたします。(旅人:森高千里)

#7 天下の名峰 黄山(中国) 2010/5/21 O.A.

老街

宋や明清時代の街並みがそのまま残されている商店街、老街を散策。タイムスリップしたような趣のある建物や石畳が1000キロほど続いています。書画骨董を扱う風流なお見せがたくさん並んでいました。「山水画のふるさと」と言われる黄山。筆の産地として、1200年以上の歴史があります。

さらに、中国一の硯職人の方に会うことができました。その方の作品は硯というより芸術品。今までに見たことのない硯に奪われました。

宏村

黄山市の中心から北西へ70キロ行ったところにある世界遺産、宏村。 800年以上の歴史を持ち古い民家がそのまま残されている宏村は、中国全土からこの村の景色を絵に描こうとたくさんの大学生が訪れていました。

村で出会った、大声で歌を歌っておもちを売っているおじいちゃん。 宏村の景色を愛するおじいちゃんの歌は、水辺にたたずむ宏村の景色をたたえる歌です。

黄山

旅のハイライト黄山へ。薄茶色の山肌と雲が幻想的で力強さを感じる山。中国一の名山と言われるのにふさわしい景観が広がります。絶景への道のりは7時間にも及ぶ厳しい山登り。汗して登った者にしか見ることのできない伝説のパノラマが待っていました。天をめざしてそびえたつ岩山は、沸きあがる雲の中に、刻一刻と表情を変えていきます。有名な言葉で「黄山を見ずして、山を語るなかれ」。 まさに天下の名峰と言われる絶景に心が表れる瞬間でした。