時には500メートル以上の水深を攻めるため、ハードルが高いイメージがある深海釣り。しかし年々タックルが進化して身近な釣りとなってきている。冬の深海魚で人気ターゲットとなっているのがアコウダイ。船釣りの名手・松本圭一さんと鈴木新太郎さんは、より扱い易くなったタックルを手に千葉県犬吠埼沖へ。水深300から500メートル程の遥か彼方から伝わるアタリをキャッチしなければならない緊張感がある釣り。二人は嬉しいゲストとの出会いを楽しみながらアコウダイを狙う。

海水温の上昇とともに、南方系の魚が本州で釣れることが増えた。例えばアカハタ。10数年前は本州以北で見られることはそこまで頻繁ではなかったが、今では、九州から関東にかけての広いエリアで、ルアー・エサ釣りを問わず姿を現すようになった。他にも南方系のハタが各地で釣れた情報は、すこぶる多い。そこで、今回はロックフィッシュゲームのパイオニア・折本隆由さんが、自身の経験上アカハタの北限と考える千葉県外房の海で、アカハタの最北更新に挑戦。また、ハタ類の生態の変化を研究者と対談して、深掘りする。