旅のコンシェルジュ
小倉久寛
#182 │ 2017/4/17 O.A
情熱、そしてお祭りの国・スペイン。牛追い祭り、火祭りと肩を並べるスペイン三大祭りのひとつ、セビリアの春祭りへ!きらびやかな民族衣装を身にまとって、情熱的に踊る人たちから、パワーをたくさんもらっちゃいます!そして400年前に日本人が移住した、その名もハポン村へ。そこにはスペインと日本の不思議な歴史が眠っていました。年に一度行われる、7日間続くフラメンコの祭典へ!溢れんばかりのエネルギーを、あなたにも!
情熱の国、スペイン。セビリアの春祭り、フラメンコの祭典へ!出発地はマドリード。
フラメンコと言えばギター!こちらの工房のギターは有名人にも大人気!
スペインではフラメンコはとても身近な存在。フラメンコ教室にはこんな小さな子たちも!
マドリードからセビリアへはスペイン国鉄の高速列車で向かいます。およそ2時間半の旅。
アンダルシア州の州都、セルビアに到着です。
旧市街でフラメンコ衣装を売っているお店を発見!色鮮やかな衣装がずらりと並んでいます。
こちらのお店ではオリジナルの衣装を売っているんだとか。作りも凝っていてオシャレ!
春祭りのメイン会場にやってきました。「カセタ」という小屋が建ち並び、100万人が参加する大イベントです。
春祭りを満喫するために、地元の方にお案内をお願いしました!みんな民族衣装を着ているんですね。
「カセタ」の中では食事をしたり、ダンスを踊ったり。所有者はそれぞれ違うので、内装も「カセタ」ごとにすべて異なるんだとか。
世界遺産に登録されているセビリアのアルカサル。14世紀に建てられ、イスラム教とキリスト教の装飾が見事に融合した、スペインを代表する宮殿のひとつです。
400年前にこの地を訪れた支倉常長一行。その子孫と言われる人たちが「ハポン」という苗字を名乗り、今でも暮らす村があるそうです。
セビリアから列車で20分程のドス・エルマーナス駅の近くに村があるということなので行ってみることに!
駅から車で5分程のところにあるコリア・デル・リオ村。村の古い教会には、侍たちがここに来た証拠が眠っていました。
教会の記録の中に「JAPON(ハポン)」の文字が!歴史が好きな方なら是非訪れたい場所です。
村からセルビアへ。いよいよ春祭りのクライマックス!
1週間続く、セビリアの春祭り。最終日が近づくにつれテンションも徐々に上がっていきます。
夜になると会場はライトアップ。春祭りはまだまだ続きます!フラメンコを愛する人たちの情熱が溢れているよう。すごいエネルギーをもらっちゃいました!
01) 春日井まみさん。踊りが好きでセビリアにフラメンコ留学、その時ダビッドさんと出会い結婚。現在はダビッドさんの家族と娘のマリナちゃんと一緒に、この町で暮らしています。
02) ダビッドさんのお母さんと合流!お母さんもノリノリです。これからも仲良く、ステキな家庭を築いていってくださいね。いい思い出をありがとう!
撮影スタッフが現地で見つけた、「魅惑の鉄道紀行」ならではの“旅のおみやげ”を各1名様にプレゼントします。
番組へのご意見・ご感想を添えてご応募ください。たくさんのメッセージお待ちしています!
なお、当選者の発表は賞品の発送をもってかえさせていただきます。
応募締切 │ 2017/4/24 20:00まで