旅のコンシェルジュ
下條アトム
#157 │ 2016/7/25 O.A
今回の旅は、スイスで世界遺産を目指す旅。美しい山々に囲まれ、伝統息づくアルプスの里を訪ねます。スイスの隠れた観光地、グリメンツではここでしか味わうことのできないチーズ料理を堪能。さらに、100年を超えたビンテージワインも発見!歴史薫る街、ローザンヌにはローマ時代からの歴史を持ち、世界遺産にも登録されているブドウ畑がありました。新しい発見いっぱいのスイス、伝統と世界遺産を巡る旅へと参りましょう!
スイス。年に1回、夏に行われる羊飼い祭りにやってきました。
たくさんの羊さん!高い山で隔てられているこの地方では、村同士の交流が難しいため、お互いの親交を深めるために、羊飼いたちがここに集まるようになったのがこの祭りなんですって。
ジュネーヴからロイクへ向かいます。およそ2時間の列車の旅。
山に囲まれた小さな街、ロイカーバート。
この街は、スイスの人なら知っている山里の温泉地!大自然の中で入る温泉は最高です!
国境に近い街、シエールを目指します。
山間にひっそりとたたずむ村、グリメンツ。この村は景観を守るために、新しい家を建てる場合も、古い木材を使う規則になっているんだそうです。
昔ながらのパン工房へお邪魔しました。こちらではライ麦パン造りが体験できます。さっそく習っちゃいましょう!
焼きあがったパンは何日か寝かせて完成。スイス伝統のライ麦パン、自分で作ってみると、美味しさ倍増です!
スイスと言えばラクレット!ガスの火じゃなくて本物の薪を使っています。これが伝統的な作り方なんだとか。
昔ながらの薪の火を使ったラクレット。たっぷりの新じゃがと一緒に頂きます!とろりととろけたチーズ。伝統の味、最高です!
グリメンツのもうひとつのオススメの場所。ワインの貯蔵庫です。なんとこちらの建物、1550年ごろに建てられたものなんですよ!
まるでブランデーのような、独特のとても深い味わいの氷河ワイン。貴重なワインを頂けて、嬉しかったです!
国際バレエコンクールが開かれる古都、ローザンヌへ向かいましょう。
ローザンヌにあるスタイリッシュなホテル。シンプルモダンながら存在感あるアートが印象的なお部屋です。
スイスの世界遺産へ!この可愛らしい乗り物で向かいます。
レマン湖の北岸にあたるラヴォー地区は、1000年以上も前からブドウ栽培がおこなわれていた場所です。
ローザンヌとモントルーの間のこの地区は、レマン湖を望む美しい景色と、ワイン作りの歴史が評価され2007年に世界遺産に登録されました。まさに、伝統の賜物ですね!
ロイカーバートのお店で働いていらっしゃるブレンデル優花さん。お店は杯ハイシーズンの冬が一番忙しいんだとか。
優花さんは旦那さんと2人のお子さん、そして旦那さんのおばあちゃんとの5人暮らし。これからもずっと仲良く、頑張ってくださいね!また遊びに行きます!
オルガニストとして活躍している菊池悦子さん。日本でオルガンを学び、本場で弾きたい!という思いから、スイスへ来られたそうです。
「オルガンを弾かないと私自身じゃないし、作曲をしないと、また私でもない。」とおっしゃる悦子さん。その情熱をこれからもずっと持ち続けてくださいね!
今回の視聴者プレゼントは終了致しました。