大人の旅をリビングにいながらにして味わうこのできる鉄道紀行
旅のコンシェルジュ
長塚京三
旅のコンシェルジュ
宇梶剛士
#153 │ 2016/6/13 O.A
フランス 太陽街道／巡礼街道 ドイツ ロマンティック街道
憧れの欧州３つの街道をゆく！２泊３日の旅（前編/後編）
今回は「ヨーロッパの街道を行く」をテーマに、フランス・ドイツの３つの街道を旅します！コート・ダジュールの海を通り抜け、南仏プロヴァンスの美しい自然を巡りながら、フランスのグランキャニオンを目指す太陽街道。フランクフルトから目指す、憧れのロマンティック街道。そしてキリスト教三大聖地の一つサンティアゴ・デ・コンポステーラへと続く巡礼街道をご紹介！憧れのヨーロッパ、３つの街道を巡る旅へ！さぁ出掛けましょう！
ロマンティック街道沿いにある、隕石が落下した跡地にできたと言われている街、ネルトリンゲン。
ネルトリンゲン子ども楽団。世界中をツアーで廻るほど南ドイツで有名な楽団です。大人顔負けの演奏にはビックリ！
ロマンティック街道、最古にして最大の街、アウクスブルクへ向かいます！
市庁舎は、１７世紀に建てられた街のシンボルです。
市庁舎の３階にあるのがこの黄金の間」。文字通り、金でできた広間です。戦争で破壊されましたが、１９８５年に修復が始まり、１１年かけて復元された南ドイツ・ルネサンスの最高傑作です。
ロマンティック街道のゴール、フュッセンを目指します！
街を見下ろす高台に建っているのが、ホーエス城。アウクスブルク司教の夏の居城として、１５世紀頃に建てられたといわれています。
ここが南ドイツに残る美しいロマンティック街道の終点です！
ロマンティック街道の旅のフィナーレを飾るのは、フュッセンから少し足を伸ばしたところにある、このノイシュヴァンシュタイン城。
ワーグナーのオペラを心から愛していた、バイエルン国王ルートヴィヒ２世が建てた夢の城。飾られている絵画の多くは、ワーグナーのオペラの名場面を描いたものなんだとか。
ドイツから車で少し足を伸ばして…スイスへやってきました！
到着したのは、ユングフラウヨッホ。ヨーロッパで一番高い所にある駅です。雄大な山をこんな近くで観られるなんて、何だか得した気分！
再びフランス。巡礼街道を巡る旅へ！美しい村を巡りながら、祈りの聖地を目指します！
巡礼街道の出発地、トゥールーズ。こちらは、サン・セルナン・バジリカ聖堂。キリスト教三大聖地の一つ、スペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラへ向かう巡礼者が、必ず立ち寄る場所なんですって。
トゥールーズを代表する星付きレストランへやってきました。トマトをアレンジした前菜はさっぱりとして、体にも優しい味わい。
街全体が世界遺産のアルビ。１２８２年から２００年もの歳月をかけて作られた、巨大なカトリックの大聖堂はアルビの街を代表する建築物です。
アルビは、『カタリ派』という異端の教派ゆかりの地。カトリック教会の威厳と正当性を示すため、この聖堂を建てたんだとか。
タルン川沿いの街、ミヨー。世界一美しいと言われているミヨー橋。最も高いところで、３４３ｍの高さがあるんですって！スゴイ！
フランスの最も美しい村の一つ、コンク。中世の街並みが残された美しい村には、巡礼者が必ず立ち寄るというサント・フォワ教会があります。
１２歳で殉教した聖なる少女・フォワ。この黄金の像が教会に納められて以来、数々の奇跡がこの村で起こり、多くの巡礼者が集まるようになったんだとか。彼女の祈りは、今も巡礼者たちに届いているんですね！
