下條アトム

旅のコンシェルジュ
下條アトム

増岡弘

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増岡弘

#148 │ 2016/5/2 O.A

世界探検ミステリー紀行
失われた7つの帝国 時空を超えた世界遺産への旅

かつて存在した巨大帝国、失われた文明が残した遺跡たち…。物言わぬ文明や世界遺産の地には何が隠されているのか?世界7つの文明の地を求めて、時空を超えたメッセージを紐解く旅へ出掛けましょう!地球が作り出した絶景の数々、そこに宿る生命の輝き。そして世界中に遺されている歴史遺跡を巡りながら、人類が歩んだ道、そして古代文明に秘められた謎を探ります。未来へとつなぐ、秘められたメッセージを探しに、さぁご一緒に!

失われた文明・古代帝国を探して。ローマ帝国時代の遺跡を探しにやって来たのはスイス。

スイスと言えば美しい景色が広がる山々。その多くが世界遺産に登録されています。

ローマ帝国の遺跡、円形闘技場。今も闘牛の大会などで使われています。

実はローマ帝国の支配はイギリスにまで及んでいたんですよ!ということでイギリス一番のパワースポットへ!

世界七不思議のひとつ、直立巨石群。ストーンヘンジです。この巨石がいつ、誰の手によって、何のために作られたかは分かっていないんだとか。

地球の鼓動が息づく絶景の地、南半球、ニュージーランドへ!

スゴイ水の量!大自然の営みを感じます!

ニュージーランドで受け継がれている、マオリ文化。ラグビーの試合などで見られる「ハカ」という踊りもマオリ文化なんですって。

失われた文明の中でも、多くの謎を残すインカ帝国、聖なる谷へ!

聖なる谷のほぼ中心にあるのが、このオリャンタイタンボ遺跡。遺跡が何を語りかけているのか、古代の人達がどんな知恵を持っていたのか。いまだに解き明かせないなんて神秘的です。

遺跡から足を伸ばしてチンチェーロという村へ。こちらの方々が編んでいるのはアルパカの毛。カラフルなこの色は、自然のものを使って染め上げているんだそうです。

古代の地殻変動によって閉じ込められた海水が、長い年月をかけて湧き出たマラス塩田。マラスの塩はかつて「インカの白いお金」とたたえられていたんですって!

次に訪れたのは中国。こちらは龍門石窟と言って中国三大石像芸術のひとつ。こちらの廬舎那仏は女帝として君臨した則天武后が残したと言われる有名な巨大仏像です。

西安の近くにある、秦の始皇帝、夢の跡地へ向かいます!

初めて中国を統一した、秦の始皇帝と一緒に埋葬されたという、世界遺産・兵馬俑。身長はおよそ180cm、表情はみな異なり、服装も身分によって違うんですって。

続いてはメキシコ、幻の文明の地へ!ここからはカラフルな船に乗って巡ります。

幻の文明、テオティワカン文明。紀元前2世紀から8世紀まで反映した巨大な宗教都市遺跡です。高度な文明を持ちつつ、歴史の表舞台から忽然と姿を消したテオティワカン文明は現在も多くの謎を残したままです。

そんなテオティワカン遺跡を上空から!これは、貴重な体験です!

イスラム教とキリスト教の文化がせめぎ合い、独特の魅力を醸し出す地中海最大の島、シチリア島。ここにも古代文明の跡地がありました。

古代ギリシャ文明の遺跡、世界遺産・神殿の谷。

神殿遺跡は保存状態も良く、世界遺産の中でも最高級と言われるほどなんですって!

美肌の源を探して、北アフリカ、モロッコへ!

ミネラルが豊富なガスールという土。水に溶かして顔を洗うだけでキレイになるんだとか。信じられない!そして黄金のオイルと呼ばれる「アルガンオイル」。

美肌の秘密を探して辿りついたのは、アルガンの木。放牧されているヤギたちは、栄養価の高いアルガンの木を食べて、暑さや乾燥から身を守っているんです。

赤い砂が広がるサハラ砂漠。かつては緑が生い茂り、50万年前は人間も暮らしていたんだとか。地球の営みってスゴイ!

5000mの山々を越え、天空の聖地チベットへ!体全体で祈りを捧げる『五体投地』。こうやって一歩ずつ聖地・ラサへ向かっていくんですね。

街のシンボル、世界遺産・ポタラ宮。高さおよそ117m、13階建て。世界でも類を見ない、最大級の宮殿です。

お経が書かれた5色の旗、タルチョ。旗には馬が描かれていて、馬が風にはためいて遠くまでお釈迦さまの教えが届くようにとの願いが込められています。

インカ帝国の謎、失われた天空都市、マチュピチュへ!バスで向かう他、6時間のトレッキングや3泊4日のキャンプツアーなど色々な行き方があります。

アンデス山麓、ウルバンバ渓谷の尾根にある天空都市、マチュピチュ。人々がどうやって都市を築いたのか、どんな技術があったのか、その詳細は謎のままです。失われた文明の遺跡には、不思議画たくさん詰まっているんですね。