#139 │ 2016/1/25 O.A
ドイツが生んだ天才文豪・ゲーテ。今回は誰もが知る名曲の調べと共に、歴史と文化が香るゲーテ街道を巡ります。古き良きヨーロッパの趣きを残すフルダには、ゲーテの定宿が健在!世界遺産に登録されているワイマールはアカデミックな街ならではの見どころがたくさん!そしてゴール、ライプツィヒでは、なんとあの「ファウスト」が生まれたレストランを発見!名物料理にも舌鼓!名曲の調べと共に、ゲーテ心の旅へと出掛けましょう。
出発地はドイツ・フランクフルト。
フランクフルトと言えばこちら!フランクフルトソーセージは2つセットになっていないとダメなんですって。
このフランクフルトで忘れてはならない人物、ゲーテ。シェイクスピアやドストエフスキーらと並び称されるドイツが誇る文豪です。実は文学ファンだけでなく、音楽家たちの憧れの的でもあったんです!
古き良きヨーロッパの趣を色濃く残す小さな街、フルダ。
街の中心にそびえたつ大聖堂。ドイツのカトリックはここから始まったとも言われているんですよ。
パイプオルガンも見どころのひとつ。1713年に作られ、それ以来改造、改築を繰り返しながら、人々の信仰を支えてきました。
実はフルダには、知る人ぞ知る、老舗の音楽工房があるんです。
細かい作業。クラシック音楽の国ドイツは、こうした優れたマイスターたちが支えているんですね。
ゲーテが愛したホテルを発見しました!
シンプルだけど、素敵なお部屋です。ここにゲーテも泊まったのかな?
こちらではゲーテが大好きだったメニューが食べられます!ゲーテはとってもグルメだったんだとか。確かに、どれもおいしそう!
ゲーテが最も愛した街のひとつ、ワイマール。こちらの図書館は世界遺産にも登録されているんですって。
文学者にとどまらず、法律や政治の分野でも活躍したゲーテは、愛するこの地で82年の生涯を閉じました。
旅のゴール、ライプツィヒへと向かいます。
ドイツ屈指の音楽の都。ライプツィヒ。バッハやシューマン、メンデルスゾーンなど巨匠たちの多くがここで創作活動に励みました。
ライプツィヒで青春時代を過ごしたゲーテ。彼はライプツィヒ大学で法律を学んでしたが、やがて文学に目覚めていったんですって。
ゲーテが生涯をかけて書き上げた大作「ファウスト」。作中に登場するレストランが今も営業していました。壁には「ファウスト」の一場面が描かれています。
物語に登場する樽がありました!若きゲーテはここで「ファウスト」の構想を得て執筆を開始。死の翌年1833年に完成版が発表されました。
制野かおりさん。ワイマールの隣町、イエナ大学で研究をしている物理学の専門家です。日本では研究の場が少ないと感じドイツに飛び出し、以来10年以上、ずっとドイツで研究しながら暮らしてきたベテラン研究員です。
バルセロナでイタリア人のご主人と出会い結婚。娘のみなみちゃんを育てながら、カメラマンとして活動中です。
今回の視聴者プレゼントは終了致しました。