リオ五輪でのベスト８進出、アジアカップ３連覇と、2020東京五輪でのメダル獲得へ向けて着々と強化が進む女子バスケットボール日本代表「AKATSUKI　FIVE」が、アジア大会（8月末＠インドネシア）、FIBAワールドカップ（9月末＠スペイン）と国際大会へ向け強豪カナダと対戦する。 FIBAランキングでは日本の13位に対し、カナダは5位と格上。世界における日本の今の実力を知る上では申し分のない相手だ。 ワールドカップに向けた16名の代表メンバーが発表されたが、渡嘉敷来夢、高田真希、町田瑠唯と言った国際大会の経験が豊富な選手が順当に選ばれる中、これまで日本の司令塔を務めた吉田亜沙美とセンター大崎佑圭は不選出となった。代わりに赤穂さくら、ひまわりの姉妹やプロ野球楽天のオコエ瑠偉選手の妹オコエ桃仁花（モニカ）らフレッシュな選手が初選出。国際大会を前に若手が融合した新生「AKATUKI　FIVE」はどの様なパフォーマンスを見せるのか。 日本代表のトム・ホーバスHCは「ワールドカップは強豪揃いで、カナダの様な大きな相手に対し、どのようなプレイができるか試したい。これは選手達にはビッグチャンスだ！」と語る。ワールドカップ前の国内強化試合は全3試合。すでに6月8日にチャイニーズタイペイと戦った日本は、９６対６６と大差で制しアジアチャンピオンとしての貫録を見せた。はたしてワールドカップ本戦にも出場する格上カナダ相手に勝利し、国際大会に向け弾みをつけることができるのか。 新たなスター誕生に期待！ 開催場所：アオーレ長岡（新潟県長岡市）