新・地球絶景紀行

＃４１旅の達人・宮本亞門「愛しき世界旅行」
２０２０年９月２３日放送

①人生を変えた思い出の絶景
今回は特別編。ゲストの旅のお話、吉田羊の朗読、番組選りすぐりの映像でお届けする絶景オマージュ。演出家で旅の達人でもある宮本亞門さんを迎え、「人生を変えた思い出の絶景」を語っていただきました。
若き日にバックパッカーで旅したヨーロッパ。イタリアのローマにあるバチカンで一人の日本人修道士出会い、彼にご馳走になった「極上のボンゴレ」が生涯忘れられない一皿だったそう。
イタリアはこれまで番組でも最多33回も取り上げてきた絶景の宝庫。山岳地帯ドロミーティや世界一の海岸と謳われたアマルフィ海岸など6つの世界遺産を巡りました。

②生きる意味を求めて旅したチベット
亞門さんが愛したアジアの国は、カンボジアのアンコール・ワット遺跡。遺跡の壮大さ、仏像の彫刻の美しさに魅了されたそうです。
そして人生を変えたのはチベットへの旅。
タイで交通事故の被害にあい、生死をさまよったことから、生きる意味を求めて旅立ったチベット。そこで見たナムツォ湖の美しさは「地球は一点の曇りもなく美に満ちている。生きててよかった」と思わせてくれる絶景でした。

③自然の造形美を堪能する
そこで番組では、10年に渡って世界中を取材したアーカイブから、自然の造形美にあふれた映像をピックアップ。
アメリカの原風景であるモニュメントバレー。ブラジルの白い大砂丘に雨季にだけ現れる水辺、レンソイス。オースラリアの謎の奇岩群、バングルバングル。南の果ての地球最後の秘境、南極大陸。世界三大瀑布のひとつ、ヴィクトリアの滝。そして最後の絶景はアルプス山脈の最高峰、モンブラン。風のない静まりかえった湖面にくっきりと映る山並み。世界は本当に驚くべき美に満ちていました。