新・地球絶景紀行
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#34 エジプト ナイル 今昔物語 前編
2020年7月15日放送

①旅の始まりアレクサンドリア
日本から飛行機で13時間のフライトで行くエジプト。今回は地中海から南のアブシンベルまで、ナイル川沿い1500キロを大縦断・前編。そこで出会ったのは5000年変わらぬ姿と今を生きる人々が築きあげた絶景です。
旅の始まりはエジプト第二の都市、アレクサンドリア。地中海沿いのこの街の特徴は、クレオパトラが愛した街だということ。学校や駅、市場などあらゆる場所にその名前が刻まれ、目の前の海にはクレオパトラがすごした神殿が海底遺跡として埋まっている。そしてもう一つのこの街の名物は、何と言っても地中海で取れる新鮮な魚。旬だというボラのグリル焼きや、小ぶりで柔らかいのが特徴のイカを、クレオパトラの神殿が埋まっているという地中海を見渡せるレストランでいただきます。
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②エジプトの首都カイロ
中心部をナイル川が流れ、ピラミッドがあるギザ地区など、いくつかのエリアに別れています。
カイロの定番は、コシャリというエジプトならではの辛口のファーストフードを食べて、甘口のアイスを食べること。カイロに来たらはずせない巨大な市場、ハーンハリーリへも。
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③茜色に染まったピラミッド
そしてギザの3大ピラミッド。高さは139m、1辺の長さが230mある四角錐の形。200万個以上の石を積み上げて作られている。約4500年前の古代エジプト第4王朝の時代、クフ王のピラミッドは2万人もの労働者たちが20年をかけて建設されたといわれています。最近、新発見があり、日本とフランスとエジプトの共同チームが特殊な技術でクフ王の間の壁の向こうに長さ30メートルの巨大空間があることを発見したそう。
そしてカイロの最後に、出来たばかりのホテルの屋上で素晴らしいピラミッドの絶景に出会う。茜色に染まった空を背景にピラミッドのシルエットが浮かび上がります。
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