2020年6月10日放送 ①シャーロットタウンと赤毛のアンの舞台 カナダのプリンス・エドワード島。人口は15万人、面積は日本の愛媛県くらい。 州都でもあるシャーロットタウンから旅はスタート。約150年前、カナダ建国の会議が行われた歴史の島、街並みはまるで100年前にタイムスリップしたかのようです。街のシンボルともいうべき古い教会は島全体で300近くあります。 新緑の季節。家々は綺麗にペンキが塗られ、庭は季節の花で埋め尽くされています。『プリンス・エドワード島は世界中で一番綺麗なところだっていつも聴いていましたから』赤毛のアンが初めて島を訪れた時の言葉を思い出しました。 その後「赤毛のアン」の舞台となった、キャベンディッシュという村へ。物語の舞台「Green Cables House」を訪ねます。緑色の屋根、白い2階建の家。アンの部屋が再現されていて、アンが暮らした家そのものでした。 |
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街から離れ、この島の人気スポットを巡ります。まずは今話題のユニークな牧場へ。子ヤギはもちろんウサギにアルパカなど様々な可愛い動物が迎えてくれました。みんな人懐っこく、まるで子犬のように後をついてきました。 次は世界一のグルメの島と呼ばれる、島の食を堪能します。世界的に有名な牡蠣。牡蠣漁師のジョージさんに案内され、養殖場へ。この島の美味しい水で育てられた最高の牡蠣をいただきました。 砂浜で拾ったガラスでネックレスなどを作るアーティストのテリーさんは、神秘的なシーグラスに幸せのパワーを込めて人々の幸せを願っていました。 |
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旅の最終日。ヘリコプターに乗って島を空から眺めます。緑豊かなシャーロットタウンと赤い大地の美しいコントラスト。感動しました。 パイロットのカーマンさんがどうしても見せたいと言った世界屈指の大橋「コンフェデレーション・ブリッジ」。約13キロの橋は、島と本土を結び人々の暮らしに幸せを運ぶ架け橋となっていました。 この島は大自然と、豊かな食材、そして人間の想像力に溢れています。100年前に赤毛のアンを描いたモンゴメリーが見た風景と同じ。ここは世界で一番美しい島、旅の最後にそう思いました。 |
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