2020年5月6日放送 ①メコン川の流れに乗ってへ タイとの国境の街フエサイから旅はスタート。 スピードボートに乗って6時間、世界遺産の街ルアンパバーンを目指します。 その途中で出会ったのは、メコン川の恩恵を受けながら生活をする少数民族カム族の村。 さらに、約3,000体の仏像が並ぶティン洞窟にも立ち寄ります。 数々の仏像と共にメコン川を望むことができる神聖な空間。 ラオスの人々にとって大切な場所なのだそうです。 |
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ルアンパバーンで出会ったガイドさんに案内してもらい、クアンシーの滝へ向かいました。 棚田のようにいくつもの滝が連なり、太陽の光を受けてエメラルドグリーンに輝きます。 最後に見えてきたのは落差80mの大きな滝。 この水は4キロに渡って流れ、やがてメコン川へ辿り着くそう。 「メコン川は観光客を運んできてくれます。私がガイドをできるのもメコンのおかげなんですよ」と語ってくれたガイドさん。ここでもメコンの恵みと出会うことができました。 |
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旅のゴールは「ラオスの海」。 その海は、実は日本企業が川をせき止めて作ったダム湖でした。 かつてラオスは電力不足で悩んでいたため、水力発電を提案。そうしてナムグムダムが完成し、ラオス経済は発展したのだそうです。 そんなダム湖を満たす水もまたメコンの支流によるもの。 やがて日没が訪れました。夕日に照らされた穏やかな水面が黄金色に染めあがります。 ラオスの人々の暮らしを支えるメコンによって「美しい海」が広がっていました。 |
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