新・地球絶景紀行
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#17 ラオス 「ラオスの海 メコンの恵み」
2020年2月12日放送

<メコン川の流れに乗って>
タイとの国境の街フエサイから旅はスタート。
スピードボートに乗って6時間、世界遺産の街ルアンパバーンを目指します。
その途中で出会ったのは、メコン川の恩恵を受けながら生活をする少数民族カム族の村。
さらに、約3,000体の仏像が並ぶティン洞窟にも立ち寄ります。
数々の仏像と共にメコン川を望むことができる神聖な空間。
ラオスの人々にとって大切な場所なのだそうです。
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<メコンの恵みに触れる クアンシーの滝>
ルアンパバーンで出会ったガイドさんに案内してもらい、クアンシーの滝へ向かいました。
棚田のようにいくつもの滝が連なり、太陽の光を受けてエメラルドグリーンに輝きます。
最後に見えてきたのは落差80mの大きな滝。
この水は4キロに渡って流れ、やがてメコン川へ辿り着くそう。
「メコン川は観光客を運んできてくれます。私がガイドをできるのもメコンのおかげなんですよ」と 語ってくれたガイドさん。ここでもメコンの恵みと出会うことができました。
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<「ラオスの海」ナムグム湖へ>
旅のゴールは「ラオスの海」。
その海は、実は日本企業が川をせき止めて作ったダム湖でした。
かつてラオスは電力不足で悩んでいたため、水力発電を提案。 そうしてナムグムダムが完成し、ラオス経済は発展したのだそうです。
そんなダム湖を満たす水もまたメコンの支流によるもの。
やがて日没が訪れました。夕日に照らされた穏やかな水面が黄金色に染めあがります。
ラオスの人々の暮らしを支えるメコンによって「美しい海」が広がっていました。
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