新・地球絶景紀行
新・地球絶景紀行
#12 モスクワ行き 忘れじのシベリア鉄道 前編
2020年1月8日放送

旅のスタートは日本から飛行機でわずか2時間半。シベリア鉄道の起点の街、ウラジオストク。
坂道が多く、「東洋のサンフランシスコ」という別名通り港町情緒にあふれています。地元の人々は白系ロシア人が多く、とてもここが東京からソウルより、もっと近い距離にある、アジアの街だと思えません。
夕方、ケーブルカーに乗って街で一番の絶景、鷲ノ巣展望台へ…。金角湾が一望でき、この街のシンボル、黄金橋がその名と通り、黄金に輝きます。
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川沿いの公園にある美しい教会で知り合ったのは地元の女性カーシャさん。彼女に「日本にゆかりの建物もあるわ」と聞いて、日本人墓地へ・・・
実はハバロフスクは、終戦直後にシベリアに抑留され亡くなった日本人がロシアで最も多い街。70年前、多くの日本人がシベリア鉄道の修復工事などにも従事させられていました。広大な墓地の一角にある日本人墓地を訪れ、冬場はマイナス40度にもなるという過酷な労働を課せられ、異国の地で亡くなった人々に手を合わせました。
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今回の旅の前半のハイライト。バイカル湖
世界で一番古く(3千万年前)、世界で最も深く(水深1600m以上)、世界で最も透明度が高く(40m以上)地球上の淡水の20%を占める(面積は琵琶湖の46倍)というバイカル湖。実はバイカル湖は古代からモンゴル民族にとっての聖なる湖。バイカルという言葉はもともとモンゴル語で「美しい自然」という意味で、今も一般の人が立ち入り禁止の聖地があるそうです。
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