THEナンバー2

毎週月曜22時オンエア

綺羅星の如く、日本史を彩る名将たち。 私たちがよく知る歴史の表舞台、 その陰には常に「ナンバー2」の存在がありました。いわばそれはもうひとつの「歴史物語」。

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織田信長

ゲスト:加来耕三 レポーター:前川泰之


下克上。その言葉はこの男のためにあるといっても過言ではない。貧しい農家のせがれから、破竹の勢いで戦乱の世を制したその男、名前は豊臣秀吉。日本史史上ナンバー1の出世男でもある秀吉の、天下一への道のりには、その時代ごとに秀吉を陰から支えたナンバー2の存在があった…
「THEナンバー2スペシャル」第二弾は「豊臣秀吉」
果たして、豊臣秀吉の真のナンバー2はいったい誰に決まるのか?

6人の候補

今回の秀吉のナンバー2候補者は、弟の豊臣秀長。天才軍師の名をほしいままにし、秀吉軍を常勝軍に変えた竹中半兵衛。秀吉の直属の武将、黒田官兵衛。賤ヶ岳の戦で、決定的な判断を下した、前田利家。茶の湯を通して政治を共に支配した千利休。若き日に、その才能を買われ、以来、秀吉一筋に支え続けた石田三成。この6人の中から、秀吉の真のナンバー2が決められます。

生まれ故郷へ

加来先生と前川泰之さん、まずは秀吉、秀長兄弟の生まれ故郷、名古屋の中村を訪れます。中村公園・常泉寺内には秀吉が産湯を使ったという井戸も残されています。秀吉兄弟ゆかりの地で、秀長の飛び抜けた補佐能力の解説が繰り広げられます。

続いて訪れるのは天下分け目の天王山。中国大返しで戻ってきた豊臣軍が明智軍と激突した現場。歴史的に注目されたその場所では、負けたことが無いという秀長軍の強さの秘密に迫ります。

秀長と千利休

京都の北野天満宮では千利休と秀長の微妙なバランスについて語られます。ここでは秀吉が大衆にまで権威を知らしめるために開いた前代未聞の大茶会が開かれたました。境内には1500もの茶席が用意されたと言います。秀吉はなぜ、一介の茶人である千利休を必要としたのか、そして、意外にも秀長と利休は最も仲が良かったとも。そのバランスは秀長の死によって崩れます。そして秀長の死は、秀吉の人生に暗い陰を落とし始めます。

身内ということで若干、秀長に部がありそうな秀吉の真のナンバー2。果たして、ゆかりの地を訪ねた二人が出した答えは!?

 


「ナンバー2とはいなくなったときにその真価が問われる存在」
これは今回のゲスト、加来耕三さんの言葉。
いるときは当たり前すぎて、
そして仕事が地味であるがために目立たないけれど
いなくなるとあちこちに不具合がでてその価値が再評価される、とのこと。
亡くなってから価値が高まっても….と思いますが 
その意味では秀吉の最高のナンバー2は秀長ですね。
秀吉は生え抜きの家臣がいなくて苦労しましたが
秀長が値千金の働きといえそうです