THEナンバー2

毎週月曜22時オンエア

綺羅星の如く、日本史を彩る名将たち。 私たちがよく知る歴史の表舞台、 その陰には常に「ナンバー2」の存在がありました。いわばそれはもうひとつの「歴史物語」。

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柴田勝家

ゲスト:井沢元彦 / リポーター:中田あすみ

今回のTHEナンバー2は信長の最強武将であり、秀吉宿命のライバル、そして、戦国時代一の美女といわれるお市が愛した武将…、柴田勝家。勝家は、織田信長に長年仕え、「鬼」、と呼ばれた猛将。どうしてお市の方のような美女が、野獣のような武将、勝家を愛したのか? そこには、驚くべき戦国のドラマと、胸打つロマンスがあったのです。

信長の最強武将!その驚くべき過去とは?

個性派ひしめく織田家臣団の筆頭にして、最強の猛将、勝家。
「鬼柴田」、「かかれ柴田」、「瓶割(かめわ)り柴田」と並みいる武将を震え上がらせた男は、主君信長一筋に戦場を駆けめぐった。
ところが、「信長の犬」とまで呼ばれた忠臣、勝家には、驚くべき過去があったのです…

「主君信長を暗殺せよ!」


宿命のライバル、秀吉との抗争勃発!

最強NO2勝家の宿命のライバル、それが、後の豊臣秀吉。
農民出身のサルと呼ばれた足軽(あしがる)、木下藤吉郎は、信長に重宝されて瞬く間に織田家臣軍の有力武将にのし上がったのです。秀吉にとって、信長NO2勝家は、目の上のたんこぶ。勝家にとっても秀吉は、そりの合わない目障りな部下。一触即発の危機をはらんだライバル関係は、あの大事件で爆発します…

それが、本能寺の変。
主君信長の敵、光秀をいち早く討ち取った秀吉が、勝家を陥れた策略とは?

絶世の美女、お市が愛した鬼の激烈生涯とは!?

主君の死後苦境に陥った勝家、悩めるNO2を愛した戦国絶世の美女、それが、主君信長の妹、お市の方。 憧れのお市と結ばれて鬼の猛将が初めて知った愛の喜びとは…。
ライバル秀吉との決戦に敗れた時、お市の方が取った驚くべき選択。そして、二人が選んだ、史上最も過激な最期とは?

戦国の世を震撼させた鬼武将が、真実の愛と主君への想いに血の涙を流す。 絶世の美女、お市の方が愛した男、勝家の、壮絶な戦いと愛の物語。


ひげモジャの顔はいかにも勇猛果敢な戦国武将。
さらにその生き方も戦国武将のイメージそのものなのが柴田勝家です。

一度は信長を暗殺しようとしたのに信長の才能に気がついた後は
「忠犬柴公」と呼ばれるほど忠誠をつくした一本気さ。
その信長亡き後 秀吉に賤ヶ岳の戦いで敗戦後 
敗因の張本人となった前田利家に会っても恨み言を言わない潔さ。
戦いに負けた勝家は急いで恋女房お市の待つ城へ戻り 
大宴会の後 自害するというドラマチックな最期を遂げました。

仕事ができて 正義感が強く 情に厚い。
こんな風に生きられたらと思う方も多いのではないでしょうか。
これが勝家人気の秘密かもしれませんね。