ＴＨＥナンバー2

毎週月曜22時オンエア

綺羅星の如く、日本史を彩る名将たち。私たちがよく知る歴史の表舞台、その陰には常に「ナンバー２」の存在がありました。いわばそれはもうひとつの「歴史物語」。

ゲスト：加来耕三 / リポーター：小木曽宣久

今回のTHEナンバー２は前田利家。豊臣秀吉のナンバー２として最も信頼された男、利家はいくつもの苦悩、争いを乗り越え、加賀百万石の藩主まで上り詰める。
利家を最も悩ませた究極の選択が賤ヶ岳の戦い。上司とも言うべき柴田勝家か仲のよい親友、秀吉に味方すべきか。そのとき利家が下した究極の選択とは？そしてどちらに対しても恨まれなかった利家の人間性とは？利家流究極の選択の乗り越え方は現代に何を伝えるのか。

小川知子が見た“ナンバー2”

「THEナンバー２」第二回は、大河ドラマ「利家とまつ」の記憶も新しい、前田利家です。のちに"天下一の律儀者"とまでいわれた利家ですが若いころはド派手な服装で長―い槍を持ち歩く目立ちたがりの若者だったそうです。意外ですよね？しかも！織田信長とムフフッ（♡）の関係だったという説もありまして。オドロキました(^_^;)　スタジオトークでは西村さんとかなり盛り上がったのですが今回のポイントはもちろんそこではなく…

そんな利家が44歳の時　利家にとっての大恩人である柴田勝家と友人の豊臣秀吉が　信長の後継を巡って戦うことに。（１５８３年　賤ヶ岳の戦い）

利家は恩人勝家の軍に参加していたのですが　どうしても友人秀吉とは戦いたくない利家は驚きの行動に出たのです。「敵か？味方か？」ではなく　第三の選択肢。悩んだ末に出した　その答えにうなりました。そんなことしたら"天下一の裏切り者"と呼ばれそうなのにそうならなかったのは　利家の人柄によるところが大きいとか。得な性格ですよね。