日本の始まりを記した最古の歴史書『古事記』。そこに綴られる創生の物語「国生み神話」には日本の始まりの地が淡路島と記されています。
国生みの島、淡路。そこにはいったいどのような歴史があったのか。島内には多くの国生み神話由来の地を始め、神威を感じる渦潮などの豊かな自然が残されています。その一方で、島に残される数多くの遺跡からは、古代、淡路島で生きた海の民の形跡が見つかり始めています。
国生み神話の舞台・淡路に残る古代ロマンをたどります。
熊本県 人吉球磨地域は、700年にわたり相良氏が治めた全国でも珍しい地域です。娯楽では、ウンスンカルタや球磨焼酎などここでしかないものが受け継がれています。
人吉球磨には、歴史的・文化的に価値が高い茅葺のお堂や神社、数多くの仏像の秀作が遺されています。
司馬遼太郎が「日本で最も豊かな隠れ里」と呼んだ人吉球磨。この地にどうして茅葺の建造物や、仏像が数多く遺されているのでしょうか?