「学徒出陣〜大学生はなぜ死んだ?」あの戦争を忘れない…
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訓練も不十分なまま、10万人が突然軍隊へ。75年前の真実に関口宏と現役大学生が迫る!
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訓練も不十分なまま、10万人が突然軍隊へ。75年前の真実に関口宏と現役大学生が迫る!
2年後の東京オリンピックに向け、建設工事が急ピッチで進んでいる新国立競技場。75年前の10月21日、この場所から多数の若者が戦場に赴いた。大学生の兵役免除が廃止され、初めての「学徒出陣式」が行われたのだ。東京大学・早稲田大学・慶應義塾大学・立教大学などの学徒=大学生たちは、訓練も不十分なまま、フィリピン、サイパン、硫黄島、沖縄などの激戦地へと送り出された。教育程度の高さから、年若いものの下級将校という責務を担わされた者も多かった。一方で知識の多さから操縦士としての任務も期待され、特攻で命を落とす者も多かった。最高学府で高等教育を受けていた彼らの中には、実は敗戦が近づいていることを分かっていた者もいたという。彼らは “命じられた死” をどう受け入れ、いかに死んでいったのか。