女子才彩

伝統産業が盛んな愛媛県 内子町。その代表となるのが、千年の歴史をもつ「大洲和紙」です。最盛期には400軒以上あった紙漉き業者も現在ではわずか２軒に減ってしまいました。そんな和紙の里で、今、独自の手法で新しい風を吹き込んでいるのが和紙作家の佐藤友佳理さんです。

佐藤さんは独特な工法で作られた作品は和空間だけでなく、洋風の空間にも合うインテリアが中心です。また特徴の一つとして"ゼオライト"という臭いや湿気を吸着する成分を含んでいるため、機能性にも富んでいます。

実は佐藤さん。ロンドンでファッションモデルとして活躍していた経験の持ち主です。何故、華麗な世界に生きてきた彼女が故郷に戻り、伝統工芸である「大洲和紙」に新風を吹き込む道を選んだのか。番組では和紙作家佐藤友佳理さんの創作への思い、そして故郷への思いに迫ります。