大人になった今。もう一度訪ねてみたい場所はありませんか？子どもの頃は味わえなかった旅愁や、その土地の深い造詣を、いま改めて感じる旅に出ます。大人になったからこそ触れてみたい伝統、大人になったからこそ学んでおきたい未来…。「おとなの修学旅行」はそんな“おとなの”旅を提案してゆく番組です。 沖縄県那覇市出身の女優・国仲涼子が、結婚という人生の節目を迎え、同県南端の八重山諸島の島々を訪れます。八重山はそのひとつひとつの島が「小さな王国」と言われるほど独自の文化を持ち、今もそれを守り続けています。琉球の原風景とも言える島々を巡りながら、今や都会となった那覇市で育った彼女の視点が、絶景やリゾートだけではない、新たな島々の魅力をお届けします。 【竹富島】は珊瑚が隆起してできた小さな島。それゆえ昔から水不足に悩み、五穀豊穣を願う島民の営みからその貴重な文化は育まれています。琉球古来の街並を残し観光地としても来訪者が多い竹富島は、だからこそ、島の伝統を守る様々な努力を続けてきました。その人々の思いと文化に触れます。 【西表島】は一転して水と緑に抱かれる東洋のガラパゴス。自然と生命の王国。島の奥深くにあるという幻の滝を目指して密林をトレッキング。驚くほどの透明度を誇る海では珊瑚礁を船上から堪能。思い切りアクティブに動きます。 【小浜島】は約15年前にドラマ「ちゅらさん」の舞台となった島。小高い丘とさとうきび畑で彩られるのどかなこの島も、時を経てすでに変わってしまったものも変わらないものもあります。この小浜島出身で当時共演した同世代の宮良忍さんが、今、島で民宿を営んでいると知り、久々の再開。懐かしいこの島を案内してもらうことに…。 ほかにも、水牛車で海を渡る【由布島】や、干潮時だけ現れる【幻の島（浜島）】など、様々な島々をご案内します。 そして国仲涼子がこの旅を通して感じたこととは？ 新たな思いを胸に帰路につく彼女に、皆さんも心を重ねてお楽しみください。 初回放送　2015年1月25日(日)よる7:00～8:54