東チベットを往く~遙かなるシャンバラを求めて~
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1年半、5回に渡る取材を経て明らかになるシャンバラの姿とは!?
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中国雲南省と四川省にまたがる東チベット文化圏。この地域は、最後のシャングリラ(理想郷)と言われています。今から80年ほど前、一人の植物学者がこの地を世界に紹介しました。その学者の名はジョセフィン・ロック。28年間の長きに渡ってこの地を研究したロックの史料は、イギリス人作家ジェームス・ヒルトンの「失われた地平線」のモデルにもなりました。シャングリラの語源は、「幸せの源を守る」という意味のチベット語「シャンバラ」です。ロックが愛しヒルトンが影響された「幸せの源が守られた」最後の理想郷。今も残っているであろう、その姿を求めて私たちは東チベットへと入りました。世界遺産・雲南省麗江古城を皮切りに、康巴チベット族の祈りの中心・理塘、緑に包まれた渓谷の民・丹巴、伝統の経文印刷を今に伝える徳格印教院、豊穣を祈る村の仮面祭り・跳神祭と競馬祭り、そしてチベット族の聖山・雅拉神山まで…。1年半、延5回に渡る取材を経て明らかになるシャンバラの姿とは一。チベット族の伝統を守り続ける人々の生活と、それらを包み込む圧倒的な白然美を背景に、これまで余り知られてこなかった東チベットの姿をハイビジョン映像でお届けします。