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幻の大陸スンダランド~海底に眠る人類の記憶~

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幻の大陸から黒潮に乗ってやってきた日本人のルーツに迫る!ハイビジョン放送!

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次回の放送

番組内容

タイの近海で海底構造物が発見された! そこは”幻の大陸スンダランド”があったとされている場所であった。スンダランドとは、氷河期の終わりに海底に沈んでしまった広大な大陸で私たちの祖先が文明を発達させたとされている場所である。 一方、四国足摺岬沖においても新たな海底構造物が発見された。スンダランドから日本へ黒潮に乗ってやってきた人々の痕跡なのだろうか? 更には、スンダランドに関係した地域に残る伝承や文化の奇妙な共通性、小さなカヌーで自在に海を渡る人々の存在.....。 タイ・シミラン諸島や足摺岬沖の海底構造物をハイビジョンカメラが世界で初めて潜り、美しくも幻想的な水中世界を余すところ無く収録。古来からの言い伝えに従って逞しく生きる人々の姿を捉えました。 タイ、インド、ソロモン諸島、沖縄など関係性が深い遺跡や文化などと合わせて全編ハイビジョンでレポートし、私たちのルーツに迫る大型ドキュメンタリー。 番組の内容 ■前編 12月1日(月) ◆”スンダランド”で海底構造物が発見された!? タイのシミラン諸島やプーケットの海底で海底構造物が発見された。そこにあったのは、自然の造形と呼ぶにはあまりにも不思議な構造物。そしてその場所は、かつて「スンダランド」と呼ばれた場所だったのです。スンダランドとは、氷河期の終わりに海底に沈んでしまった幻の大陸、現在のマレー半島東岸からインドシナ半島に至るエリアを指します。遥か昔、アフリカで生を受けた私たちホモ・サピエンスは、スンダランドで文明の火を灯し、気の遠くなるような時間を経て、世界各地へ広がっていったのです。シベリアから南北アメリカ大陸へ、インドへ、オセアニアの島々へ、そして日本へ。 ◆最古の海洋航海民を現在に見る ソロモン諸島マライタ島。ここに遥か昔、スンダランドから海を渡ってきた人々の痕跡を見ることができる。あまりにも小さな船で海に乗り出す人、古代から伝わる伝承や風俗、島に残る遺物。荒波を乗り越えたスンダランドの人々の逞しさをマライタ島の人々に見ます。 ■後編 12月8日(月) ◆タイ・パンガー湾に見る文明の痕跡 シミラン諸島と同じアンダマン海にあるパンガー湾は、奇岩や洞窟の多い事で知られる。その洞窟には壁画の数々。かつて人々が暮らした痕跡です。そしてその壁画には、特徴的なものが残されていました。 ◆「溺れた人々」という意味の名を持つ部族 雨季の間だけ海辺の家で生活するモーケン族は昔ながらの生活を今も続けています。彼らの姿を通してスンダランドを旅立ったモンゴロイド達の生活文化、航海術などの記憶を辿ります。 ◆インドに辿る古代文明の記憶と痕跡 インド東部のマハーバリプラムには「七つの寺院のうち六つの寺院が海底に沈み、一つだけが地上に残った」との伝承があります。これは太古の海面上昇の記録なのか? たった一つ残った海岸寺院を元に伝説の解明を試みます。また、同じくインド東部にあるプーンプハールの沖からは「U字型の海底構造物」が発見されました。水中の模様も含めた最新の調査結果をリポートします。 ◆黒潮に乗った私たちの祖先 スンダランドを旅立った人々は、世界最大・最強の暖流「黒潮」の力により新天地を目指しました。その海流を臨む地域からは、彼らの旅路を示す遺物がいくつも発見され、また、それらの地域に残る伝承には奇妙な共通性がありました。フィリピンや台湾、そして沖縄本島や与那国島などに残る構造物や伝承により、スンダランドから日本へとやってきた人々の旅を辿ります。 ◆足摺岬で発見された海底構造物 黒潮を臨む四国足摺岬沖にて人工的な海底構造物が発見されました。その海底に横たわっていたのは現代でも石材として通じるほどの直線と平面で構成された構造物。番組取材班は、その破片を専門の調査機関へ持ち込み分析を試みます。 ◆「私たちは何処から来たのか?」 何度も繰り返される疑問に新発見の構造物や各地に残る伝承は何と答えるのか。最新の学説や第一線の研究者の協力を得て、謎解きの旅は進みます。

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