グリーンの教え Wisdom of Golf 毎週日曜日12時30分

#180「優勝よりも準優勝!人生の教訓は、負けた時に学んだ」DACグループ 代表取締役 石川和則氏

経営者、教育者、社会活動家、そして冒険家。今回のゲスト、DACグループ代表の石川和則氏は4つの顔を持つパワーみなぎる人物だ。

石川氏は、1970年にデイリースポーツ案内広告社に入社。1977年に29歳で三代目代表取締役に就任したが、当時の会社の借金は3億8千万円!経営困難に陥り誰も引き受け手のなかった状況での社長就任。しかもその後、ひと月の間に120名いた社員が相次いで退職。残ったのはわずか16名…。完全なマイナスからのスタートだったが、社員と力をあわせ会社立て直しを図り、今では500名の社員を抱えるまでに勢いを取り戻した。

ビジネスでの逆境を乗り越えた石川氏が、冒険の世界に踏み出したのは47歳の時。尊敬する先輩の死で人生に無常さを感じていた時、目に入ったのが「中国・タクラマカン砂漠民間横断隊」の募集広告だったという。その後、エベレスト登頂、キリマンジャロ登頂、北極点・南極点に歩いて到達などに成功。周りからは「アニマル石川」の愛称も得、今なお冒険は続いている。

石川氏とゴルフの出会いは、社会人となってからの24歳の頃。実力もさることながら、ゴルフをコミュニケーションツールとして存分に活用。社員とラウンドすることも多いそうだ。DACグループの新入社員は、1年間ゴルフ研修が義務付けられているという。

とにかくバイタリティ溢れる石川和則氏。貴重な冒険秘話、会社経営について、そしてゴルフライフについて、たっぷりとお話をお聴きする。