グリーンの教え Wisdom of Golf 毎週日曜日12時30分

#165『勝負とは「勝率を上げる努力」と「負ける可能性を 下げる準備」をいかに出来るかが大事』レーシングドライバー 脇阪寿一氏

1991年にカートを初め、95年には全日本F3選手権に参戦し新人賞。翌96年には日本人として6年ぶりとなるチャンピオンを獲得。98年にはF1ジョーダン無限ホンダテストドライバーを務める。帰国後フォーミュラ・ニッポン、全日本GT選手権(現SUPER GT)に参戦。以降、数々のタイトルを獲得し、現在までSUPER GTにおけるタイトル獲得回数トップタイの目覚ましい活躍をみせる。またレース以外では、2011年3月に起きた東日本大震災を期に、SAVE JAPAN(日本復興・東日本大震災プロジェクト)を立ち上げ、継続した支援活動を行っている。

そんな脇阪氏が、プライベートでハマりにハマっているスポーツがゴルフ。レース仲間の誘いがキッカケで始め、初ラウンドでは、全てのショットがスライス!後半は、ボールの曲がりを計算し、左向きにアドレスをとるという改善で、スコアはなんと43。その後、スライスを直さないまま、あっという間に70台も出せるようにまで上達。しかし、あるきっかけから、スイング改造を決意するが、すべてが自己流。独自のゴルフ理論でゴルファー脇阪寿一が出来上がっていく。そんな彼がこよなく愛するのがこだわりのオリジナルギア!そのこだわりようにはプロのクラフトマンも舌をまく。

もちろんレースシーズン中でもゴルフは控えることはない。もはやゴルフは生活の一部。むしろ、レースのトレーニングの成果を測るバロメーターがゴルフなのだという。勝負の世界で生きるレーサー脇阪寿一のゴルフとは一体?
ゴルフへの想いを熱く語る。