十津川警部シリーズ36「河津・天城連続殺人事件」
美女ばかり何故狙われる?伊豆半島で新米女刑事に忍び寄る悪の正体とは…!!
美女ばかり何故狙われる?伊豆半島で新米女刑事に忍び寄る悪の正体とは…!!
東京・築地の冷凍倉庫で若い女の他殺死体が発見された。被害者・後藤ゆみ(大浦理美恵)は母親の美和(朝加真由美)と二人暮らしだった。ゆみの死体は輸入物の下着を着せられ、赤いリボンと花で飾られていた。その異様さに十津川警部(渡瀬恒彦)、亀井刑事(伊東四朗)ら捜査員は息をのんだ。その数日後、静岡県の河津七滝(かわづななだる)で、二人目の被害者・横本早苗(藤原美栄)の死体が発見される。早苗は赤い襦袢を着せられていた。十津川と亀井が河津へ向かう。河津署では、三浦警部(六平直政)の指揮のもと、新米の萩原京子刑事(佐藤藍子)たちが捜査を進めていた。京子も二つの事件の類似点に気付き、動機を推理する。京子が連絡係として警視庁に派遣された。京子は亀井と共に美和を訪ね、事情を聴くが、被害者の母親に遠慮なく質問する京子の態度に亀井は眉をひそめる。手がかりのないまま時間が過ぎる。そこへ、早苗の姉・麻衣(紫とも)が訪ねてきた。