十津川警部シリーズ32「愛の伝説・釧路湿原」
警視庁の名物警部・十津川省三が、失踪中の県議会議員の妻の周囲で起こる連続殺人事件の真相を追う!
警視庁の名物警部・十津川省三が、失踪中の県議会議員の妻の周囲で起こる連続殺人事件の真相を追う!
東京湾に男の他殺死体が上がり、十津川警部(渡瀬恒彦)が捜査に乗り出した。被害者は前回の神奈川県会議員選挙の候補者だった竹田茂男。竹田は接戦の末落選し、次点候補となっていた。その竹田に女がタンチョウヅルの世話をしている写真が届く。女と一緒に写っていた男を見て十津川は驚いた。かつての部下、持田満(的場浩司)だった。持田は七年前、恋人に乱暴した犯人を殺害して服役したが、出所後行方が分からなくなっていた。十津川と小西刑事(中西良太)は北海道へ飛ぶ。持田は釧路湿原にあるタンチョウヅルの保護区の責任者になっていた。 写真の女はボランティアの白井香織(床嶋佳子)だと分かるが、その直後、第二の殺人が起こる。