十津川警部シリーズ26「特急おおぞら殺人事件」
警視庁の名物警部・十津川省三が、殺人容疑に掛けられた亀井刑事の無実を晴らすため捜査に乗り出す。
警視庁の名物警部・十津川省三が、殺人容疑に掛けられた亀井刑事の無実を晴らすため捜査に乗り出す。
亀井は休暇を取り息子・健一と釧路の親戚宅で待つ妻・公子の元へ向かうため「スーパー特急おおぞら号」に乗り込むが、車内で健一が誘拐されてしまう。翌日、親戚宅にかかってきた誘拐犯の指示通り「おおぞら4号」に乗車した亀井は持っていくよう頼まれたと渡されたジュースを口にし意識を失ってしまう。北海道警察に声をかけられ意識が戻ったとき亀井は血まみれのナイフを握っており、そこに服部明と坂本陽子のカップル死体もあった。