十津川警部シリーズ19「伊豆・七滝殺人事件」
十津川警部と僚友・亀井刑事が婚約者を殺害された部下の無念を晴らすため、複雑でミステリアスな多重人格者の犯罪に挑む。
十津川警部と僚友・亀井刑事が婚約者を殺害された部下の無念を晴らすため、複雑でミステリアスな多重人格者の犯罪に挑む。
十津川警部の後輩・西本刑事の恋人・日野由加が、伊豆・河津の旅館で突然狂気にかられ殺人を犯し自殺した。十津川は西本から、事件の日初めて河津へ来たはずの由加が現場に近付くと急に土地勘を示し、犯行時には人が変わったように狂暴になった、と由加の奇妙な行動を聞く。十津川は、5ヶ月前に麻布で起こった殺人事件の犯人と由加の様子が酷似していることに気づき、事件の関連性を疑う。